いくつ知ってる?歯科用語集🦷🌱

かさはら歯科医院、歯科衛生士の育村です🍎

 

みなさま、あけましておめでとうおめでとうございます🎍🌅

本年もよろしくお願い申し上げます🙇‍♀️

 

では今回は、歯科医院でよく聞く専門用語についてお話ししていきます✍️

ドクターとスタッフ間で飛び交っている専門用語、それってなに?と思うことはありませんか?

歯科検診などでもよく使われる、歯科の専門用語について、いくつかまとめてみました👀✨

たくさんあるので、今回は、[状態を表す用語編]です🌱

 

  • CO(シーオー)

これは、「初期う蝕」といい、歯の表面が脱灰している(溶けている)状態のことで、

脱灰しているところは歯の質が弱っているところなので、進行してしまうと、穴が空き、痛みを伴う虫歯になってしまうものです。

ただし、予防できる範囲内のごく小さな虫歯のため、経過観察することが多いです。ちなみに、脱灰して白くなっているところは、白濁(はくだく)と言われることもあります🦷

 

  • Obs(オービーエス)

これは、経過観察を意味する英語の「Observation(オブザベーション)」の略称で、先ほど①でお話ししたような小さな虫歯や慢性的な病気が見つかった場合、症状がなく生活に支障がないようならば、定期検診などにおいて経過観察することがあります。ですので、「ここは現在経過観察をしていますよ〜」という時に使用します🗒

 

  • WSD(ダブリューエスディー)

これは、「くさび状欠損」を意味する言葉で、歯と歯茎の境目が、何らかの原因で削れ、くさびのような形状になってしまっていることを指します。原因は様々ですが、歯ぎしりや食いしばりにより、負担がかかって削れたり、また歯ブラシの圧が強すぎて削れてしまうことがあります。これは虫歯ではありませんが、知覚過敏症や虫歯になりやすくもなってしまうため、症状が見られる場合は、知覚過敏のお薬を塗布して症状を和らげたり、削れてしまった部分を、プラスチックの材料で一層盛り足して直すことも可能です💡症状が見られないうちは、原因の改善を図るとともに、経過観察していきます。

 

  • 2次カリエス(2次カリ、または処置名に×(バツ)を表記する)

これは、読んで字の如く、2度目の虫歯を意味し、一度、虫歯になって治療をした歯が、再び虫歯になってしまった状態のことを指します。治療が終わったからと言って、その歯は一生虫歯にならないかと言われるとそうではなく、むしろ虫歯を経験した歯の方が、虫歯になってしまう可能性が高くなります。例えば、詰め物とご自身の歯のギャップの部分に、細菌が溜まりやすくなったり、一度虫歯になってしまっているということは、歯磨きが苦手な部分の可能性が高いので、磨き方や食生活習慣などの改善がないと、何度も虫歯になってしまうこともあるので、要注意です🚨