こんにちは♪
かさはら歯科医院、歯科衛生士の横澤です。
少し遅くなってしまいましたが、皆さん、あけましておめでとうございます⛩
お正月はいかがお過ごしでしたか?
患者さんとお話をしていても、今年のお正月は自粛されていた方がほとんどの様です。
私は毎年、年明けに祖父母の家で、手作りのくるみ餅を食べるのが楽しみでした。ただ今年は、会う事を控えて実家で、くるみ餅を食べていました。
私の家のくるみ餅は、祖父母が、山で拾った胡桃を殻から出して摺鉢ですって作る、自家製の胡桃タレを使っています。
お餅においては、餅つき機を使っています。
手の込んだくるみ餅は、どこのくるみ餅よりも美味しく、今年も頑張ろうと私に元気をくれます!
それを思うと、祖父母に会えずとも、今年も年が明けた事を感じることができました。
コロナがおさまったら、第一に祖父母にお礼を言いに会いに行きたいものです。
前置きが長くなってしまいました💦
今日は、子供の仕上げ磨きのコツについてお話しいたします🪥
お子さんで、仕上げ磨きを嫌がるご家庭はございませんか?
私が、小児の定期検診を行っていると、
「歯ブラシ嫌がるんですよ」
「まずいとはわかってても、仕上げ磨きできない日もあります」
などといった、お悩みのお声をよく聞きます。
なぜ、子供は歯磨きを嫌がるのか。理由はさまざま考えられますが今回は歯磨きを好きになってもらうコツを大きく三つ、取り上げます。
①驚かせない
いきなり歯ブラシを口の中に入れると、お子さんもびっくりしてしまいます。
歯ブラシを本人に持たせてみたり、歯ブラシで舌や唇をツンツンして、今から口に入れるというサインを送りましょう。
歯ブラシ自体を怖がる場合は、綿棒などで刺激して、練習するのもひとつの手です。
②息苦しくしない
歯ブラシを口に入れると、息を止めてしまう子がいます。「お鼻で息をしててね」と呼びかけましょう。
お鼻で息をするのが難しい、お鼻が詰まっている子は、一気に磨くのは呼吸が苦しくなってしまうので、“何秒間磨く“という目標を立てて、数を数えながら磨きましょう。
(めあすは、年齢+2秒)
休憩を与える事で、苦しくならないようにしましょう。
③痛くしない
歯ブラシの力が強いと、もちろん子供も痛くて歯ブラシが嫌になってしまいます。
鉛筆持ちで磨くと比較的優しい力で磨けるので試してみてください。
また、歯ブラシを当てる場所にも注意です。
私の診てるお子さんの、保護者の方々の中で意外と知らないのは、“上唇小帯“というヒダの存在です。
このヒダは、上の真ん中の前歯の歯と歯の間、もしくはその上の歯茎にあります。
このヒダに歯ブラシが当たると、とても痛いです。
ヒダに歯ブラシを当てないように、指で隠して磨いてあげましょう。
今回は三つのコツをあげましたが、お子さんが歯ブラシを嫌がる原因は様々です。
お子さんが歯ブラシをなぜ嫌なのか知ってあげようとしてください。そして好きになるきっかけづくりをしていきましょう♪