粘液嚢胞について

こんにちは。歯科医師の齋藤です。今回は粘液嚢胞についてお話しします。

名前に聞き覚えがないかもしれませんが、子供から大人まで幅広く発症します。

粘液嚢胞とは唾液腺や粘膜の下に唾液(粘液)がたまってできる、柔らかい袋状のふくらみのことです。

場所としては下唇の内側、頬粘膜、舌の裏側(ガマ腫と呼ばれる)にみられます。

 

症状は

•半透明〜青っぽい、小さな風船のようなふくらみ

•痛みは少ないことが多い

•大きさは数ミリ〜1cmほど

•破れると小さくなるが、再発しやすい

 

主な原因は唾液腺の出口の詰まりや損傷です。

•唇を噛む癖がある

•外傷

•唇の手術や治療のあと

•口腔内の炎症

唾液の出口がつぶれると、行き場を失った唾液が皮下に溜まって 嚢胞を作ります。

 

対応としては自然に消えることが多いため、小さく痛みが伴わない場合は経過観察になります。

再発を繰り返す場合、嚢胞と周囲の小唾液腺をまとめて摘出します。

大きくなったり再発を繰り返す場合は歯科医院を受診しましょう。