歯周病が全身に起こす影響

こんにちは✨
かさはら歯科医院の歯科衛生士、相原です。

10月もいよいよ終盤、長袖の季節ですね👕
少しずつ紅葉も始まり、私も紅葉の名所に行きたいと思っているところです🍁🍃

実は、歯周病ってお口の中だけに影響があると思っていませんか❓
全身の血管は頭からつま先まで繋がっているので、歯周病は全身に色々な影響を与えるんです。

それでは、歯周病が全身に起こす影響を見ていきましょう‼️

【最初に】
Q.歯周病とは❓🦷🌿‬
歯周病は口腔内の炎症性疾患であり、口腔の健康にだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすことが知られています。

【歯周病が全身に起こす影響】
1️⃣心血管疾患🫀
 歯周病は、心臓や血管の健康に悪影響を与えることがあります。
歯周病の炎症や細菌が血流に入り、血管内の炎症を引き起こします。
これにより、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中🧠のリスクが増加します。

2️⃣糖尿病🍪
 歯周病は、糖尿病の発症や進行を促進する可能性があります。
歯周病の炎症がインスリンの効果を低下させ、血糖値の管理が難しくなることがあります。
また、糖尿病患者は歯周病にかかりやすく、互いの関係は相互に影響し合っています。

3️⃣妊娠合併症👶🏻🤰
 歯周病は、妊娠における合併症のリスクを増加させることがあります。
妊娠中の女性の歯周病が進行すると、早産や低出生体重児のリスクが上昇する可能性があります。
口腔衛生の適切な管理と歯周病の治療は、母子の健康状態を向上させる上で重要です。

4️⃣呼吸器疾患🫁
歯周病の細菌や炎症物質は、肺への影響を及ぼすことがあります。
特に高齢者👵👴や免疫力の低下した患者🏥において、歯周病の進行が肺炎や慢性閉塞性肺疾患の発症・進行を引き起こす可能性があります。

5⃣関節リウマチ💪🦵
 歯周病と関節リウマチの関連性が指摘されています。
歯周病の炎症や細菌が関節に入り込み、関節リウマチの発症・進行を促進する可能性があります。
歯周病の適切な治療は、関節リウマチの進行を防止する上で重要です。

6️⃣消化器疾患
 口腔内の炎症や細菌の影響が消化器官に波及し、胃潰瘍や胃カルチン、食道炎症などの消化器疾患のリスクを増加させることがあります。


つまり、『お口の健康を守る』ことは、『全身の健康を守る』ことに繋がるんです❕
歯周病にならないためには、歯科医院🏥への定期的な受診、ご自身でのセルフケア🪥などが重要なポイントとなってきましょう。

まずは、ご自身のお口を知るところから始めてみましょう☺️