夏休み中のむし歯予防

こんにちは!かさはら歯科医院、歯科衛生士の田口です🐠

子どもたちは夏休み真っ只中🍉

当院の待合室も、にぎやかです!

暑い日が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

我が家はこの7月、実家の盛岡に帰省したり、家族で新潟旅行🏕、主人の仕事で急きょ一緒に横須賀⇔仙台をとんぼ返り🗾

車で各地を飛び回り月間でした🚗

県外に転勤してしまった友人も会いにきてくれたりと☺️家族や友人に会える世の中になり、嬉しく思います。

楽しい夏休みですが、

大人も子どもも、飲食回数が増えがち🍉🍧🍦🌽🍭🥤

むし歯を作らないよう、意識することが重要です。

むし歯とは、いくつかの条件が重なったときに発生するもの🦷⚡️

体の免疫力や、抵抗力の状態、

糖分を栄養として生きているむし歯菌(ミュータンス菌)と、

その菌が作り出す酸、

酸にさらされる時間、

これらが合わさったときにむし歯は発生します。

むし歯の原因になりやすいのは、糖質の量よりも摂取頻度です。少量でも、口の中に糖質が留まる時間が長いほど、むし歯になるリスクは高まります。

だから夏休みは要注意⚠️

 

何も食べない(お茶か水はOK)時間をつくることが大切です💡

子どもが欲しがるジュースは、特別なときにと約束し、常に家に置いておかない事がポイントです。飲むときは、食事やおやつとまとめてあげることをおすすめします。

糖はむし歯の原因の一つですが、もちろん、体にとって必要なエネルギー源でもあります。糖と言っても、例えばラムネやチューイングキャンディなどお菓子を思い浮かべがちです。果物やお米などのエネルギーになるものにも、糖は含まれます。

育ち盛りのお子さんに必要なおやつには、なるべく栄養のある食物から糖を摂取したいですね👦👧

【急性う蝕と慢性う蝕】

虫歯にも、一般的な病気と同じように急性と慢性の2種類があります。

子どものむし歯は急性う蝕が多く、注意が必要です。

急性う蝕は、子どもや若い人に多くみられ、進行速度が極めて速いという特徴があります。「穿通性(せんつうせい)」という進行形態をとり、下へ下へと穴が広がっていくため、歯髄炎(歯が痛い)の症状が現れるまでの期間も短いことが多いものです。色も、黄色味がかった比較的薄い着色であることが多く、色で気が付きにくく、注意が必要です💦

一方、慢性う蝕は、中高年〜高齢者がかかりやすい虫歯で、進行速度は比較的は遅いものです。こちらは患部が黒ずむのも特徴で、発見もしやすいものです。

また、お子さんに限らず、

一度虫歯になってしまうと再発しやすく、治療を繰り返し、削れば削るほど歯の寿命を短くしてしまいます。

わたしたち歯科医院、特にかかりつけ歯科医院として、

削ることにならないように、予防に力を入れております。

 

🦷夏休み中の家庭でのルール🏠

・毎日の仕上げ磨きで、プラーク(細菌汚れ)を取り除くこと。

・だらだら食べずに食事・おやつの時間は決めること。

・食べたら、最後は必ず水かお茶を飲んで終わる習慣を。

・こまめな水分補給で、唾液量キープ(  お茶  炭酸水やスポーツドリンク✖️)

・同じ箸は使わない、我が子は可愛いからこそチューは頬っぺたにとどめる事。

(むし歯も歯周病も感染症の一つです)

 

そして、時々わたしたちプロの目でチェック&歯磨きをお手伝いさせてくださいね

おやつTIMEにもメリハリをつけて、夏休みを楽しみましょう🌞