こんにちは😊歯科医師の福本です。
最近暖かくなってきましたが、小春日和を通り越して、暑ささえ感じる日もありますね。
そして暖かくなってくるとお花がたくさん咲き始めるので、気分も明るくなります。私はお花が好きなので、春の花を求めてお花屋さんに足を運ぶ回数が多くなります。桜🌸やチューリップ🌷など、素敵なお花がたくさんあるので、お花屋さんにいると幸せな気分になります。🥰
先日、道端でネモフィラを見つけました。いつか、ひたち海浜公園の一面のネモフィラを見に行きたいと思っていたので、ちょっとだけテンションがあがりました☺️ひたち海浜公園は、ちょうど今、見頃でしょうか?来年こそは見に行きたい!!!と、毎年思っているような😅
さて今回のお話は、知覚過敏🦷です。
一言で言うと、知覚過敏とは【むし歯がないのに歯がしみる】ことです。
1️⃣症状は
・冷たいもの🧊がしみる。
ひどくなると、温かいものもしみる方もいます。
・歯ブラシ🪥があたると,ピリッとする
などです
2️⃣主な原因は
強い💪歯ブラシ圧🪥です。
歯の表面はとても硬いエナメル質に覆われていて、その下に象牙質があります。また、強すぎる💪歯みがき🪥や加齢により歯ぐきが下がると歯の根の部分が露出し、セメント質が見えてきます。この象牙質やセメント質は、エナメル質よりも柔らかくすり減りやすいのです。そのため、エナメル質と同じ力で磨いていると、表面がすり減ってきて神経の部屋に通じる小さな穴が露出します。すると、冷たいものや歯ブラシの刺激が神経に伝わり痛み😖が出てくるのです。
3️⃣治療法はいくつかありますが、歯に優しいものから紹介します。
・歯みがき圧🪥を適切にして、かつ表面の汚れを綺麗に落とす。
汚れ(歯垢)🦠がついていると、細菌の酸でさらに歯の表面が溶けて、知覚過敏😖はひどくなることもあります。
・知覚過敏薬を塗る
薬は何種類かあり、人によって効果に違いがあります。
・表面を液でコーティングする
薬を塗った上からコーティングします。
・プラスチックをつめる
歯が大きく削れている場合、削れた部分にプラスチックを詰めます。この方法は即効性があるというメリットはありますが、プラスチックの変色というデメリットもあります。
・神経をとる
以上の方法でも、何もしなくても痛い状態が続くときは、神経の炎症が戻らなくなっている可能性があるので、神経をとることがあります。
知覚過敏は、軽いうちに処置すると、治りやすいです。『歯がしみるなあ』とおもった、なるべく早く歯科医院で診てもらいましょう。