お口の健康と咀嚼

みなさんこんにちは♪

宮城野区新田にあるかさはら歯科医院の歯科衛生士の松倉です!

梅雨が明けた途端に急に暑くなってきたのでとても驚きました。

しかし、私の大好きなスイカとそうめんが美味しい季節になったので、夏のうちにたくさん食べて夏を楽しんで過ごしていきます!

気温や湿度だけでなく太陽の直射日光も強いので、これからも熱中症や夏バテには十分気をつけてくださいね!

今日は、お口の健康と咀嚼についてお話ししたいと思います。

みなさんも子供の頃などに食べ物をよく噛んで食べようと言われたことがある方が多いかと思います。

なので今回はよく噛んで食べることの良い点などについてお話しします。

まず、食べ物をよく噛んで食べると噛んでいる回数が少ない場合に比べて唾液がより多く分泌されます。

そうすると、唾液の自浄作用などの働きにより虫歯や歯周病の予防につながったり、唾液に含まれる消化酵素のアミラーゼにより胃での吸収が良くなります。

また、アミラーゼによりデンプンが分解されるとマルトースという甘み成分に変わります。

唾液の中に分泌されるホルモンは老化を防止し、ペルオキシターゼというタンパク質は発ガン作用を、抑え体に悪影響を与える活性化酵素を抑える働きがあります。

また、唾液が多く分泌される以外にも、肥満防止やストレス解消、健康な顎を作ることにもつながってきます。

よく噛むことで、顎や顔の筋肉、歯の発育に役立ちます。顎が十分に発達していないと、しっかりと食いしばるとことができないため、運動にも影響します。

よく噛まない方の特徴として、煮込みハンバーグなどの柔らかいものを多く食べていることや何がしながら食事をしていること、緑黄色野菜をあまり食べないなどの特徴があるとされています。

食べ物をよく噛まないでいることのデメリットは、口周りの筋肉などの発達が悪く歯並びにも影響すること、消化が悪くなり胃への負担が大きくなるなどデメリットが多く存在します。

逆によく噛むと顎・筋肉・味覚の発達、消化が良くなるなどの良いことがたくさんあります。

健康になるためには運動だけではなく咀嚼も大切になります。

一口食べ物をお口の中に入れたら、30回以上噛むことが理想的です。

しっかり噛んで健康を保つためにも、丈夫な歯や健康な歯茎を保つことは不可欠であり、口腔ケアとバランスの良い食事が大切ですね♪

よく噛みながら日々の食事を楽しんで健康に近づいていきましょう!