健康のバロメーター

みなさん、こんばんは。

歯科衛生士の田口です🦷

 

2023年もよろしくお願いいたします🐰

早いもので1月も後半。

先週の寒波到来により、仙台も雪が積もっています。

雪に大喜びの子どもと、通勤などに時間がかかり困り顔の大人🥴

ウィンタースポーツが楽しめる季節でもありますが、転倒事故も増えたり、、

捉え方次第で、メリットデメリットもたくさんありますね🤔🤭✨

冬ならではの美味しい食べ物も楽しみたいものです🦪

寒さも本番、どうぞご自愛ください。

今回は健康のバロメータである

大切な身体のサインについてお話します。

 

「バイタルサイン」

「生命兆候」のことで

「脈拍」「呼吸」「体温」「血圧」「意識レベル」の5つがバイタルサインの基本です。

 

病院に入院時は、13回測定します。

歯科でも、基礎疾患がある場合や、麻酔の前後で血圧などを測定します。

 

バイタルサインから、

・全身状態の変化や異常の兆候を早期に発見できる

・基準値から逸脱しているかどうかだけでなく、前回の測定時と比べて変化があるかを見ることも大切

 

そのほか、近年では日常的に見かけるようになったSPO2「パルスオキシメーター」で血中酸素濃度の測定もします。

 

また病院内外にかかわらず、

身体のサインについて少しでも知っておくことは、自分や周りの人を守ることができるかもしれません。

 

【バイタルサインの基準値(成人)

呼吸  1218/

体温 3637℃

脈拍  6585/

血圧 130mmHg 未満(収縮期)/85mmHg(拡張期)

 

ですが、

例えば血圧に関して言えば、昼に高く、夜に低くなる傾向にあります。寒い冬も高くなりがち。また病院で測ると、緊張から普段よりも高く出る方も多くいらっしゃいます。

測定の体勢によっても変動するため、いつも同じ体勢・同じ部位で測定したいものです。

一般的には上腕部で測定します。

 

普段の状態を知った上で、それと比べて体調はどうなのか、判断することが大切です。

 

歯科受診の際は、

お薬手帳をお出しいただいたり、

毎回体調の変化もお知らせください☺️

 

また、身体の調子だけでなく、歯科治療の痛みや不安、ストレスがかかることも多くあると思います。

 

そんな歯科治療での偶発症で1番多いのが、

脳貧血発作(血管迷走神経発作)です。

他にも、過換気症候群など、

わたしたちも患者さまの万が一に備える必要性を感じています。

わたし自身、治療は苦手なので、気持ちが分かりますが特に局所麻酔時は、息を止めがちです。

体に力が入ってしまう方も多いのではないかと思いますが、お鼻でゆっくり深呼吸を続けていただくことで、脳貧血予防にも繋がりますので、ぜひ意識してみられてください。

 

わたしたちスタッフも、

「お鼻でゆっくり深呼吸を続けてくださいね」など、お子さんから大人の方まで声がけをしながらサポートすることを意識しております。

 

からだのサインを見逃さず、

安全な治療を受けていただきたい

そして、お痛みなくお過ごしいただきたい、

そのためのメインテナンスの大切さをお伝えしたいと思っております

 

日々の生活を送るうえで、

健康であることはしあわせな事だと最近よく感じます!

自分のからだを、大切にしましょう