親知らずについて🦷

みなさんこんにちは♪

かさはら歯科医院の歯科衛生士の横澤です🌷︎⸝‍

先日、泉区にできた中南米リゾート風なCafeに行ってまいりました!

アパレル会社が建てたCafeで店内にはお洋服屋さんや、インテリア雑貨なども売ってある広い立地でした♪

ドライフラワーが飾られた店内や、テラス席からは大自然と、流れゆく川が見え、自然も感じれる素敵な場所でした𓂃🌿𓈒𓏸

前置きが長くなってしまいました💦

今日は『親知らず』についてお話します🦷

 

親知らずは別名『第3大臼歯』ともいわれ、

海外では物事の分別がついてから生えることから『wisdom tooth』と言われてます。

人間の歯は、親知らずを含めると合計32本あり、その一番後ろに位置するのが親知らずです。

日本人の4人に1人は、親知らずが生えてこなかったり、生えていても、普通の奥歯のように歯のように正常に生えてる方もいます。このような人達は必ずしも抜くことなどを検討する必要はないかと思います。

無理に抜くと、神経に損傷を起こす場合もあります。

ただ、横を向いて埋まっていたり、半分しか生えてなかったり、歯茎が被っていると、清掃が劣り、放置すると歯茎の感染、虫歯、腫れ、痛みが生じる可能性もあります。

その場合は、抜くことを検討する必要があるでしょう。

なぜ親知らずは、変な生え方をしてしまうのでしょうか。それは私たちの人間の進化が関係しております。

親知らずは私たちの祖先にもありました。しかし、約240年前、顎の筋肉に変異が生じ、顎の筋肉が減少し、人間に近づいてゆく脳の発達と共に、頭蓋骨の巨大化と反比例し、顎の骨が矮小化したと言われております。

また、この頃に火で物を焼いて食べるという方法を習得したので、顎の筋肉の使用量は以前より格段と減ったと言われております。

つまり、人類にとって大きくて強靭な顎はあまり使い道がなくなったのです。

しかしながら、顎の大きさは次第に小さくなった反面、歯の数を決定する遺伝子には大きな変化はなく、小さくなった顎にむりに親知らずが生えてきてしまう。ということが生じるようになってしまうのです。

変な角度で生えてきた親知らずは、奥歯を押して痛みを生じさせたり歯ブラシが届かない隙間には食べ物が挟まって細菌が増殖し、歯周病や虫歯になってしまうのです。

皆さんのお口の中には親知らずはありますか?

生えている人も、今生えてなくともこれから生えてくる可能性がある方もいるでしょう。

1度、レントゲンを撮って確認して今後のリスクなど把握するのがオススメです。当院では、年に1回は必ず、レントゲンを撮影し、親知らずの状況(親知らずがあるのか、ないのか。埋まってる親知らずが徐々に生えてきてるかなど)を確認することができます。

気になった方はスタッフにお気軽にお声がけ下さい。