子供の歯の怪我について。

こんにちは、歯科衛生士の泉です(^^)☆

最近は、朝晩と外が冷えてきて体調を崩す方もいるかと思います💦着る服に気を付けて、お身体に気を付けてお過ごし下さい!!👏😄

さて、お子様がいる家族などは、公園や外で遊ぶ事が多くなりますよね?今日は、小さなお子さんの歯の怪我についてお話したいと思います。

 

公園のブランコから落ちたり、ボールが当たったり、乳幼児であれば、小さな物を飲み込んだり、心配は尽きないかと思います。

その中でも、歯のケガはお子さんの運動量の増える、2歳ごろ、8歳ごろが最も多いと言われています!乳歯のケガ、例えば前歯を打って色が変色した場合、適切な乳歯の治療をしなければ、その後に生えてくる永久歯に悪影響を与えることがあります。

歯及びお口のケガの種類

歯、及び、お口のケガは、大きく分けて次の6つに分けられます。

①歯が折れた状態

②歯がグラグラしている状態

③歯が完全に抜けた状態

④歯が歯茎の中にめり込んだ状態

⑤唇、歯茎が切れた状態

⑥歯を打ったことによる、骨や顎の関節への悪影響

それぞれのケガのタイプに対して、適切な治療法がありますので、そのまま放置するのではなく、必ず受診して下さいね✨

乳歯の怪我を放置すると、歯が生えなかったり、曲がって生えてきたり、生えてきた永久歯の表面のエナメル質が変色している、などの悪影響があります。

また、永久歯の場合は、後々になって歯が変色したり、根っこが膿んできたりします。

歯の怪我に対する治療法

まずは、歯科医院を受診して、レントゲンによる検査(場合によってはCTを用いた立体的な検査)を受けましょう!

(但し、頭や顎を強く打った場合、意識を一時的に失うなどの症状があった場合は、整形外科、脳神経外科の受診をお勧めします。)

そして、

・今どういった状態なのか?

・放置すればどうなるのか?

・永久歯への影響はどうなのか?

・具体的な治療法はどうなのか?

について、歯科医からアドバイスを受けましょう!

 具体的な治療法としては、

・揺れている歯をワイヤーで固定する。

・神経を一部分だけとって、お薬でフタをして、歯と同じ色のセメントを用いて歯の形を復元する。などがあります!

歯のケガに対して、現代の歯科医学においては、治療法がかなり確立していますので、これらの治療を受けられることをお勧めします。

歯のケガの予防法、歯のケガの種類、対処法についてお話してきましたが、もちろん、怪我をさせない工夫も大切です!!小さなお子さんであれば、日頃から怪我をしないように気をつけて見守ってあげましょう(o^^o)