お口の臭いについて

こんにちは✨歯科衛生士の畑山です☺️

最近、蒸し暑い日が続きますね。体調をくずさないよう水分補給はこまめにとりましょう✨

今日は口臭の種類についてお話しいたします🤫

1. 生理的口臭

口腔内の不衛生や起床直後、空腹時など、口の中の細菌が増殖して発生する口臭です。生理的口臭は健康な人でも発生する口臭で、歯みがきや食事をすることにより減少します。

2.飲食物・嗜好品による口臭

ニンニク、ネギ、酒、タバコ等による口臭は一時的なもので、時間の経過とともに臭いも無くなりますので治療の必要はありません。

3.病的口臭

鼻やのどの病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などが原因で口臭が起こる場合もありますが、病的口臭の90%以上は口の中にその原因があり、歯周病、むし歯(う蝕)、歯垢(しこう)「歯の周りに付く細菌の固まり」、歯石、舌苔(ぜったい)「舌の表面に付くコケ状の細菌の固まり」、唾液の減少、義歯(入れ歯)の清掃不良などがあげられます。

病気の原因を治療することで口臭を減らしたり、治すことができますので診断を受けてください。

4.ストレスによる口臭

ストレスにより唾液の量が少なくなると口の中が臭くなります。

5.心理的口臭

自分自身で強い臭いがあると思い込む人がいます。

口臭予防の方法

生理的口臭は、口の中の「汚れ」が原因となるため、口を清潔に保つことにより予防できます。

以下のポイントをおさえて、「歯垢」や「舌苔」などの口の汚れをしっかりと除去することが大切です。

 

🦷ハブラシや歯間清掃用具を使用して歯垢を除去

口臭を防ぐ基本は、食べかすや歯垢などの汚れをしっかり除去することです。歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、奥歯の噛み合わせなどは、特に歯垢が残りやすい部分なので、丁寧にみがきましょう。また、歯並びの悪いところ、1番後ろの奥歯などのみがきにくい箇所は、口の状態に合わせてハブラシのあて方を工夫してみがきましょう。歯をみがく時は、殺菌成分にくわえ歯垢や舌苔をはがして分散させる機能のある洗浄成分(ポリリン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなど)が配合されたハミガキの使用がおすすめです。また、歯と歯の間はハブラシの毛先が届きにくく歯垢が残りやすいので、ハブラシだけでなく、「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を併用して汚れを効率良く落とすようにしてください。

👅舌を清掃して舌苔を除去

 

口臭の主な発生源となる舌苔も、舌を清掃して取り除きましょう。
舌ブラシやハブラシを舌苔が付着している部分に軽くあて、奥から手前に向かって、ゆっくり動かして清掃してください。「おえっ」とならないように、舌を思い切り前に出すのがコツです。ただし、舌は非常にデリケートな組織なので、力を入れすぎないこと、清掃しすぎないことも重要です。1日1回を目安に舌の汚れが気になるときに清掃してください。舌専用のクリーニングジェルを合わせて使うのがおすすめです。