歯磨き粉の選び方①💡

こんにちは!保育士兼助手の渡邊です😊

皆さん、歯磨き粉の選び方、使い方をご存知でしょうか?

薬局などに陳列されているものだけでも沢山の種類がありますよね。

今回はその中で、一体どれを選べばいいのか

どのような違いがあるのかを説明したいと思います。

ズバリ!オススメの歯磨き粉は

フッ素濃度1000ppm以上の歯磨き粉です!

市販されている歯磨き粉のほとんどにはフッ素(フッ化ナトリウム)

が入っています。

 

フッ素入りの歯磨き粉をお勧めするのには2つの理由があります。

①フッ素は再石灰化を促す!

まず1つ目の理由として、歯の再石灰化があります。

お口の中にはたくさんの細菌が生息しており

食べ物の糖を分解して酸を作ります。

この酸によって歯が溶かされてしまう、それが虫歯の始まりです。

しかし、歯の表面を綺麗に磨いてフッ素をつけておくと

一度溶かされてしまった歯の表層が再び硬くなっていきます。

これを再石灰化と言います。

 

②フッ素で歯のコーティングをする!

身近なところでもフッ素のコーティングは使われています。

例えば、テフロン加工のフライパンは食品がこびりつかず

調理をした後も汚れが落ちやすいですよね?

このテフロン加工はフッ素による加工なのです。

歯磨きするたびにフッ素コーティングをして汚れがつきにくく

また落ちやすくしているのです。

以上の2つの理由からフッ素入りの歯磨き粉をお勧めします。

次に、フッ素入りの歯磨き粉の中でも色々な種類があります。

その中で効能別に歯磨き粉の違いを挙げていきます。

 

《歯周病予防》

歯ぐきの炎症を抑え出血を防ぎ、歯周病の原因菌を直接殺菌して効果を発揮します。

 

《歯を白くする》

と表記されているものは、研磨剤の粒子が大きく歯の表面を研磨することによって着色を落とし白くします。

ここで注意しなければならないのはホワイトニングで使われる薬剤と違い

歯そもそもの色を白くするわけではありません。

 

《歯がしみるのを防ぐ》

と表記されているものは知覚過敏による歯のしみに対して効果を発揮します。

知覚過敏というのは、歯ぐきが下がることなどにより

歯の根っこの表面が出てしまうと、白い部分のエナメル質と違い

神経に直接つながる細い管がたくさん出てきます。

そこに冷たい水など刺激物が当たるとしみてしまいます。

知覚過敏用の歯磨き粉はその細い管を埋めてしまい刺激物が当たっても神経まで伝わらないようにします。

 

このように、歯磨き粉にはそれぞれいろいろな効能があるので

ご自身にあった歯磨き粉を選ぶようにしましょう。

実際、何が自分に適しているのかわからないという方は

・歯ぐきから血が出る

・歯がしみる

などといった症状がなければ特別な効能がなくとも

フッ素さえ入っていれば大きな差はないと思います。

味が好みでないと歯磨き自体嫌になってしまうので

味で決めてみてもいいかもしれません。

 

次回は、歯磨きの仕方についてお伝えしたいと思います😊

参考:my best