みなさん、こんにちは。歯科衛生士の田口です(^-^)
コロナウイルスの感染拡大により、
世界的に日常生活が一変した方も多くいらっしゃると思いますが、
その中で気づきを得たこと、良い方向に行動パターンが変わったことも多くあるように感じます。
世界的な外出自粛により、大気汚染が改善されているというニュースには驚きました。
“こんな時だからこそ”自分が出来ることからはじめていきたいです⭐︎
わたしたち歯科医院でも、今回のコロナウイルスの感染拡大を経て、感染対策をさらに強化して診療しております。
度々、ブログでもご紹介しております「次亜塩素酸水」を診療に活用している他、毎回お熱の測定と、問診をした上で、みなさんの診療を行っております。
「お口の中の菌を減らす事が、体内へのウイルス感染の予防にもなる」ということで、
お手伝い出来ればと思っております🦷
まだ不安な気持ちもあるかとは思いますが、お口の中の状態の確認も兼ねて、ぜひご連絡ください🦷🦷✨
私たちは職業柄、よく手を洗いますが、
以前に比べ、みなさんも手洗い回数が増えているのではないでしょうか。
世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスへの感染を予防するには「とにかく石けんを用いた手洗いに尽きる」と呼びかけています。
そこでプチ情報です(^^)
合成洗剤や薬用石けんではなく、
ごくシンプルな石けんをオススメしたいという事です。
石けんは、アルカリ性。
アルカリ成分が、脂質を溶かしウイルスの膜を変性させるため、高い消毒効果が期待できます。加えて、手の表面から汚れを除去する効果も加わるので、ウイルス対策にうってつけです。
一方、抗菌作用等をうたっている合成洗剤や薬用石けん。
合成洗剤を中性洗剤と呼ぶように、中性なのでアルカリ性より弱いのです。
様々な薬品が添加されており、頻繁に使用し毎日使うものなので、人体や環境への影響が懸念されます。
また、
よく目にするアルコール消毒、これはどのような効果があるのでしょうか?
アルコール濃度60%以上のものは、脂質を溶かす溶剤としての作用が強くなります。
そのため、市販の濃度60〜80%のアルコール消毒液は石けんの作用同様に、ウイルスを不活性化させるのに役立ちます。
しかし、石けんでの手洗いと違ってウイルスごと汚れを除去する作用はないので、
手を洗える時は、石けんでしっかり手を洗いしましょう。
理由を知った上で、
無理なく上手に感染予防対策をしたいものです(^-^)お役に立ちますように。