最強ノロウイルス❗️

みなさんこんにちは!!保育士の内海です🎍

「2020 新年明けましておめでとうございます」

今年はいよいよ東京オリンピックが開催されます。宮城県でもサッカー競技が行われ間近にオリンピックを感じられることは子どもたちにとってもとても良い経験になりますね。まずは聖火リレーを楽しみに待ちたいと思います🎉

さて、もうすぐ新学期が始まります。子どもたちは元気で楽しいお休みを過ごされたかと思います。でもこれからが冬本番!感染症も心配ですね💦子どもにとって避けられない嘔吐下痢症、特にノロウイルスについて書きたいと思います。

〈症状〉胃をひっくり返すような嘔吐もしくは吐き気が突然、強烈に起きるのが特徴です。発熱は約37〜38℃の軽度で発症後、通常であれば1〜2日程度で症状は治まります。下痢は水様性で、重症例では1日に十数回も見られますが、通常は2〜3回で治まります。その他の症状としては、発熱のほか、筋肉痛、頭痛などが見られますが、後遺症が残ることもなく、いずれも軽症です。

〈治療〉現在、ノロウイルスに対するワクチンや治療薬はありません。安静と水分補給を心がけてください。栄養よりもまずは水分補給を優先させてお子さんの状況に応じて経口補水液などを少しずつこまめに与えていきます。薄めた野菜スープやりんご果汁などもよいでしょう。牛乳や乳飲料、かんきつ系果汁、大人用イオン飲料などは避けた方がよいです。投薬は乳酸菌製剤などの整腸剤、吐き気止めが用いられます。下痢止めの薬はウイルスが排出されるのを妨げ回復が遅れることがありますので使用しないでください。 脱水症状がひどいときは速やかに受診してください🏥

〈汚物処理グッズ〉・消毒液(塩素系漂白剤を500ml入りのペットボトルのキャップ2杯分(約10ml入れる。ペットボトルの上まで水を注ぎよく振って混ぜ合わせる)・使い捨て手袋・マスク・エプロン・ペーパー・ビニール袋

〈汚物処理〉 ノロウイルスは感染力が強いです。汚物の周りに消毒液に浸した、キッチンペーパーを敷きつめる。汚物の上にもペーパーを被せ、消毒液が飛び散らないようにかける。わずかな量でも汚物が飛び散ると感染拡大に繋がります。周囲から内側に向かって拭き取り面を折り込みながら、静かにぬぐい取る。ぬぐい取ったペーパーをビニール袋に入れて消毒液をかける。空気を抜かなで袋の口を固く閉じて、もう1枚のビニール袋に入れる。汚物を取り除いた床をペーパーで覆い消毒液をかけて消毒する。使い終わったペーパーもビニール袋Bに捨てる。消毒液に浸したペーパータオルで床を拭き、その後、水拭きする。使い終わったペーパーはビニール袋Bに捨てる。エプロン、手袋などを外す。最後にマスクを外し、ビニール袋Bに捨てる。袋の口を固く結んで閉じる。汚物処理が終わったら、ハンドソープを使って手洗いとうがいをしっかりする。手を拭くときはペーパータオルを使うのがベター。アルコール消毒は効果がありません。ノロウイルスは感染力が非常に強いので、汚れた衣類、おもちゃなどはビニール袋などに密封して捨てるのがベター。捨てられない場合は、85度以上の熱湯で1分間煮沸消毒するか、消毒液に15分浸します消毒後は、ほかのものとは別にして洗濯機で洗いましょう。

家族が感染しないように日頃から準備をしていざという時に備えましょう✨✨