口にする物の安全性

みなさん、こんにちは☺︎

歯科衛生士の田口です🦷

近年、世界的に懸念の深まる「異常気象」。

台風は、「地球のデトックス🌏」と例える話を聞き私はなんとなく頷ける気がしました。デトックスだとしたら、あれだけ地球に溜まっているものがあるのだなぁと。

先日の台風19号は記憶に新しく、危機を感じました。被害に遭われた方には、お見舞いを申し上げます。

今回の台風を含め、日本でも観測史上を塗り替える豪雨災害や猛暑など、

その大きな原因とされるのが、「地球温暖化」なのだそうです。

すでに「温暖化は防げるか」ではなく、

「どうやって最悪を回避するか?」の段階だとも聞きます。

IPPC(気候変動に関する政府間パネル)で発表された報告によると

「平均気温が今より1.5度上がると、

洪水リスクにさらされる世界人口は現状の2倍、2度の上昇だと2.7倍」

という事。水害は、もはや人ごとではなさそうです( ´  ` )

そろそろ、、なにか一人一人が考えるべき時に来てはいるのではないかと、わたしは強く思っています。今すぐ地球規模ではないにせよ、今回はわたしたち身の回りの安全性について、今後の選択肢の一つになりますように、

【口にする物の安全性】についてお話ししたいと思います!

例えば、歯磨き粉。

その他、口にする物で安全性を考えるものと言えば、

化学調味料などの食品添加物や農薬、合成洗剤などがあげられます。

歯磨き粉はさまざまな種類の物が販売されていますが、

殺菌力や効果などの選択肢の中で、安全性について考えた事があるでしょうか?

口腔内は、

「経皮吸収」と言って、粘膜から化学物質の吸収率がとてもとても高い部分なのです💦

薬は身体に蓄積します。

体には免疫力があります。

なにか病気や炎症がある時、薬は必要なものだと思います。

しかし、なにも病気や症状が無いにも関わらず、殺菌力の強い歯磨き粉を毎日使う必要があるのでしょうか⁇

口腔内には悪さをする菌の他に、口腔常在菌も存在していて、外部から侵入する雑菌を片付ける役目を担っています。

良い菌まで除菌しすぎてしまっては、自己免疫力がうまく働きませんし、

口腔内だけではありませんが「薬剤耐性菌」が出てくるのも納得です。

残念ながら、

マウスウォッシュや歯磨き粉に含まれる成分の中には、

合成界面活性剤や香料、人工甘味料、着色剤、防腐剤などが添加されています。

これら有害化学物質の常用は、

味覚障害の他に、皮膚障害や臓器障害、さらには発ガンの可能性もあります。

私は初めて知ったとき、とてもショックでした💦良かれと思って選び、使っていた物に危険な成分が入っているなんて💦

歯磨きの目的として、

歯垢の除去と歯茎マッサージにあるので、そこに歯磨き粉が必須ではないという意見もあります。

歯石が付いて、歯周病が進んだ場合、

更に歯磨き粉だけでどうにかなるものではありません。原因となっている歯石や歯周病菌を、歯科医院で除去することに、意味があるのです。

消費者は便利さを優先し、また企業側は利益を優先、、それらが今度は病気や様々な障害となって、私たち人間に返ってきています。

「赤ちゃんの肌にやさしい」と謳っているベビー用品にさえ、危険な成分が使用されている現実。有害物質に早くからさらされることで、昔では考えられないほどのアレルギーやアトピーの発生率を高めています。

もちろん、安全性の高い製品も販売されていますので、ご自身できちんと選択することをオススメします!

歯磨き粉で言えば、オーガニック系の少しお値段の高いものもあれば、

せっけん歯磨きなど2300円で買える物もあります♫

お口の中だけでなく、

何が危険で、何が安全なのかを知らないまま日用品の危険に身をさらされている、という事を知ってもらう機会になれば幸いです!!

気になる方は、ご自身でも是非!調べてみていただきたいです^_^