こんにちは!
歯科衛生士の育村です🍏
桜もどんどん葉桜になり、年号も変わり、
まだまだ天気も落ち着かない日々ですが、いかがお過ごしですか?🌸
わたしは徐々に良くなってきた花粉症とともに、なんとか生きています(笑)
さっそくですが、みなさんは「食べること」は、お好きですか?
ほとんどの方は、好き答えるのではないでしょうか🍙
食べることは、生きる楽しみといって過言ではないですし、生きるためにもとても大切なことです👶🏻
ちなみに、こんなアンケート結果があります。
シニア世代の方々に、
『人生において後悔していることはなんですか?』というアンケートを取ったところ、
第1位に選ばれた回答は、
“歯の定期検診を受ければよかった”だったそうです。
歯を失って後悔する前に、大切にしていきたいものですね🦷✨
ということで、今回は「歯に良い食品」をご紹介したいと思います!
摂取する食べ物をちょっと工夫することで、丈夫な歯を作れるんです🙆♀️
【歯を中から良くする食品】
●タンパク質…タンパク質は血や肉になるもので、歯の基礎の部分に関与する。
🍴たまご、牛乳、とうふなど
●カルシウム…虫歯に対して強い歯を作る。歯の再石灰化*を助ける。
🍴牛乳、チーズ、いわし、ひじきなど
*再石灰化:歯から口の中(唾液中)に溶け出したカルシウムやリンが、再び歯に戻り定着すること。
【歯の組織を作る食品(エナメル質、象牙質)】
●ビタミンA…エナメル質の土台を作る。
🍴ほうれん草、にんじん、レバー(豚、鶏、牛)など
●ビタミンC…象牙質の土台を作る。
🍴ピーマン、ブロッコリ、じゃがいも、いちごなど
⚠️ビタミンは、不足するとうまく歯の組織が形成されないこともあります。
…どうでしょうか?こう見ると、身近にある食材が多くありますね。
美味しくごはんをいただきながら、歯を丈夫にできるならば一石二鳥✌️
ぜひ、今日の献立から取り入れてみてはいかがでしょうか😊
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#今日のプラスワン知識🍎
食べる時のコツは、「よく噛んで食べること」です!
一口30回を目安に噛みましょう👅
(「いや、そんなのわかってるよ🤷🏻♂️」と言わず最後まで読んでくださいね(笑))
よく噛むことで、顎の成長を助けて促進してくれるので、
柔らかいものから固く歯ごたえのあるものまでしっかり食べられる顎が作られます。
また、噛むことで脳の視床下部にある“満腹中枢”が刺激されることで、過食が起こらないような仕組みになっているので、よく噛むことは肥満予防にも繋がります🙆♂️
さらに、噛むことで唾液も多く出てきます。唾液によって、口の中が潤えば、虫歯原因菌が働きにくくなり、虫歯予防にもなります。また、口に入った食べ物は、噛んでいるうちに舌やほっぺたを使って、飲み込む前に飲み込みやすいように、塊にして飲み込んでいます。これを食塊(しょっかい)と言います。唾液と食べ物がうまく混ざると、食塊を容易に作ることができ、食塊がうまく作られないままの食べ物が、飲み込んだ時に誤って気管に入ってしまう、またむせてしまうこともなくなります😄
…ということで、本当にいいことしかありません!!!
騙されたと思って、みなさんやってみてくださいね👀💕