こんにちは★歯科衛生士の東城です。
12月になり今年もあと少しとなりました。
そして今月はクリスマスもあります✨
我が家もクリスマスツリーを飾り、子供たちも「サンタさんきてくれるかな~★」と楽しみにしています。
みなさんも素敵なクリスマス、年末をお過ごし下さい!
それでは、今日は「歯のしみる原因」についてお話したいと思います。
歯がしみるということは、何か歯に異常が起こっていることの信号だと思って下さい。
そして、しみ方には大きく分けて、次の4つがあります。
1.歯を磨くとピリピリする
歯ぐきの退縮により歯の根っこが露出した場合に歯がしみるようになります。
柔らかい歯ブラシで力をいれずに軽く歯を磨いてみてください。
2.冷たいものがしみる
冷たい物がしみるときは、大きく分けて下の4つの場合が考えられます。
①知覚過敏症
歯ぐきの退縮により歯の根っこが露出した場合に歯がしみるようになります。
しばらくは冷たい物は避けて、冷たい水などは温めてぬるめの状態にして下さい。それでもしみる場合や心配な場合は、歯科医院で診療をおすすめします。
②虫歯
虫歯は、自然治癒することがありません!早めに歯科医院で治療を受けて下さい。放っておくと激しい痛み(歯髄炎:神経の炎症)に移行します。
→歯髄炎とは…
虫歯が進行した状態で、神経が腐り始めた状態、もしくは腐ってしまった状態。
③歯牙破折
歯をぶつけたり、激しくかんだりしたときに、歯にヒビが入ってしみることがあります。
一般に、ある日突然にしみ始めることが多いようです。あまり刺激を加えないようにしてください。そして歯科医院で検査・治療を受けて下さい。
④充填物の脱離
治療して詰めたりかぶせたりしたものがはずれてしみていることがあります。放置しておくと虫歯になります。
3.熱いものがしみる
熱い物がしみるときは、大きく分けて下の3つの原因が考えられます。
①重度の虫歯か歯の神経がかなりおかされているとき
②治療している歯でも歯の中が細菌感染しているとき
③治療してつめたり被せたりしたものがはずれたとき
4.甘い物がしみる
甘い物を食べたときに歯がしみるときは、かなり虫歯が進行している場合が多いようです💦
治療してつめたり被せたりしたものがはずれてしみている場合もあります。放っておくと虫歯になります。
12月になり気温とともに水道水も冷たくなってきて、しみる症状があった人などはうがいをするのも大変かと思います💦
気になる症状が続く場合など歯科医院の早めの受診をおすすめします。