シーラントについて🦷✨

皆さんこんにちは!かさはら歯科医院衛生士の鈴木(優)です!

もうあっという間にお正月になりますね!今年もありがとうございました!私は今年初めてお年玉を兄弟に上げます🧧今まで貰ってた側なので少し緊張します笑💦‬入れる袋を何にしようか考え中です…💭

さて今回は『シーラント』についてお話していきます。

シーラントとは、奥歯の溝を物理的に封鎖したり、シーラント材の中に含まれるフッ化物により再石灰化作用を促進したりするむし歯予防法です。乳歯や生えたての大人の奥歯は虫歯になりやすいと言われています。特に奥歯の溝は歯ブラシでは届きにくいため溝を平にすることでむし歯を予防することが出来ます。

フッ素が含まれているシーラントもあるため、こどもの歯を強くする効果も期待できます。乳歯や永久歯はすべて同時に生えるわけではないので、適した施術の時期は異なります。

・乳臼歯:4~5歳頃

・永久歯(6歳臼歯):5~6歳頃

・永久歯の前歯:7~8歳頃

・永久歯の奥歯:8~12歳頃

乳臼歯が生え始めるのは4~5歳頃、最初に生える永久歯は5~6歳頃です。シーラントを検討している場合は、まずは4~6歳頃に歯科医院を受診することをオススメします。

前から6番目の歯(6歳臼歯)が生えたあと、永久歯の前歯、奥歯と順に生えてきます。小さい頃から定期的に歯科に通い、永久歯に生え変わるタイミングでシーラントをすると効果的です!

ただ、シーラントは歯の溝を埋める処置なので、歯と歯の間や歯と歯茎の間などには処置できません。奥歯の溝や、前歯の裏の溝を埋める処置だと理解して頂きたいです。

では、シーラントのメリットデメリットについてお話していきます。

〇メリット

子供の歯を守れる

虫歯になりやすい歯の溝をシーラントで平らにすることで、磨き残しを防ぎ、虫歯になるリスクを下げられます。お子さま自身の歯磨きだけでなく、保護者の方の仕上げ磨きもしやすくなるでしょう。シーラントは、歯磨きが苦手で虫歯になりやすいお子さまに適しています。

歯を削らない

お子さまの虫歯でも、虫歯になれば大人の治療と同じように歯を削らなくてはいけません。シーラントで虫歯を予防することで、歯を削る機会は少なくなります。またシーラントは、歯を削らなくてもできるため、歯医者が苦手な子でも何回か練習すればできるようになります!

〇デメリット

取れることがある

シーラントは丈夫な素材ですが、硬いものや粘着性のあるものを食べると、欠ける・取れることがあります。欠けたシーラントを放置すると、シーラントと歯のすき間から虫歯になることがあります。定期的に検診を行うことが大切になります!

 

完全に虫歯予防できるわけではない

シーラントで歯の溝を平らにしても、歯の溝にまったく汚れが溜まらないわけではありません。きちんとケアしていなければ、虫歯になることがあります。

シーラントは虫歯予防に効果がありますが、シーラントをしていれば絶対に虫歯にならないというわけではありません。日頃の歯ブラシが鍵になります🪥🗝

ここまで読んで頂きありがとうございます!

当院では積極的なシーラント処置を行っております。気になる方はお電話、お声がけいただければと思いますのでお願いします!