みなさんこんにちは!
かさはら歯科医院歯科衛生士の
佐藤です!😊
12月に入り、今年もあと少しですね!☃️
今年もお世話になりました!
来年もよろしくお願いいたします😊✨
今回は歯周病の検査についてお話しして
いきたいと思います。
まず歯周病とは、歯ぐきや周囲の組織に影響を与える感染症であり、放置すると歯の喪失や全身の健康問題を引き起こす可能性があります。
そのため、早期発見と適切な治療が重要です。歯周病の検査は、患者さんの口腔内の健康状態を評価するための重要な手段です。歯周病の検査について詳しく説明します。
【歯周病検査の目的】
歯周病検査は、主に以下の目的で行われます。
1. 病状の評価: 歯周病の進行度や重症度を確認することで、適切な治療計画を立てるためのに評価します。
2. リスク評価: 患者さんがどの程度歯周病にかかりやすいかを評価し、予防策を講じるための情報を得ます。
3. 治療後の再評価:治療後の経過を追跡し、必要に応じて治療方法を見直すために行います。
【検査の内容】
1. ヒアリング: 患者さんの病歴や生活習慣、症状(出血、腫れ、痛みなど)を聴取します。この段階で、リスク要因(喫煙、糖尿病、遺伝的要因など)を把握します。
2. 視診: 患者さんの口腔内を視覚的に検査します。歯ぐきの色、腫れ、出血の有無、歯石の付着状態などを確認します。こちらは数値で記録することが難しいためお口の中のお写真を撮らせていただきます。
3. プロービング: プローブという器具を使用して、歯と歯茎の間のポケットの深さを測定します。正常な状態では、ポケットの深さは1~3mmですが、4mm以上の場合は歯周病の可能性があります。深さに応じて、軽度、中等度、重度の歯周病に分類されます。
4. レントゲン検査: 視診だけでは、骨の状態や中の状況がわからないため、歯の周囲の骨の状態を評価するためにレントゲン検査が行われます。骨の吸収が見られる場合、歯周病の進行を示す重要な指標となります。
5. 細菌検査: 当院では位相差顕微鏡や、シルハという機械を用いて、歯垢や唾液を採取し、リスクの確認をして歯周病治療の計画を立てる際の参考としています。
【検査後の対応】
検査結果に基づいて、歯周病の進行度や種類が明らかになります。軽度の歯周病であれば、定期的な歯のクリーニングや口腔衛生指導が行われることが多いです。一方、重度の歯周病が確認された場合は、スケーリングやルートプレーニングなどといった歯茎の中の歯石を除去をする治療が必要となります。
【予防と管理】
歯周病の検査は定期的に行うことが大切です。また、日常的な口腔ケアや健康的な生活習慣を維持することで、歯周病のリスクを減少させることができます。
適切なブラッシングで毎日の歯磨きを徹底し、歯垢を除去することが大切です。また歯ブラシだけでは歯と歯の間の細菌が除去できないため、フロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシなどの使用を使うことも大切です。
定期的な検査とクリーニングを受けることで、早期発見と予防が可能です。
また、生活習慣の見直し(喫煙を控え、バランスの取れた食生活を心がける)することなども重要です。
歯周病の検査は、口腔内の健康を保つために欠かせないプロセスです。定期的な検査と適切な口腔ケアを行うことで、歯周病のリスクを減少させることができます。健康な歯と歯ぐきを維持するために、ぜひ歯科医院で相談し、適切な検査と治療を受けることをお勧めします🪥🦷
歯周病の検査について🦷
