タバコについて

みなさん、こんにちは!
歯科衛生士の佐藤和泉です🙂

6月は梅雨の時期で、雨でジメジメする日もありますが、夏のように蒸し暑い日も多いですね😵☀️
みなさん部屋の中にいてもしっかり水分を摂取して、熱中症にならないように気をつけましょう!

さて、今回は、お口の健康にも関わる「タバコについて」お話ししていきたいと思います!!🚬

《タバコによる危険性》
★口腔癌
口の中にも、胃や肺と同じように、癌は発生
します!
癌の発生する原因として、喫煙、強アルコー
ル性飲料、不潔な口腔環境、合っていない入
れ歯などが関係しています🚬🍺👄
毎日タバコを吸っている人は、吸っていない
人に比べて、2.57倍も口腔癌にかかりやす
くなってしまいます😱
また、その他、肝臓癌、食道癌、胃癌、胃潰
瘍、気管支喘息、気管支炎などの危険性も高
くなります…

★タバコの本数と肺癌
1日平均5本しか吸わなくても、死亡率は
2.2倍になります…

★若年者とタバコ
若年者の身体には、成長途中の細胞が多いた
め、タバコを吸いはじめる年齢が若いほど癌
になりやすく、死亡率が高くなります。
また、未成年でタバコを吸いはじめると、ヘ
ビースモーカーにもなりやすくなってしまい
ます🚭

《タバコと口の健康》
★タバコを吸うと歯が抜ける??
平均的な喫煙者は、タバコを吸わない人と比
べて3倍も歯周病にかかりやすく、また、2
倍も多く歯が抜けているという報告がありま
す…

★タバコはなぜ悪いのか
•タバコに含まれる「ニコチン」による血管
収縮作用がある

•歯を支えている骨を溶かしてしまう

•歯肉の線維化が起こる
(タバコを吸う人の歯肉は少し黒みがかか
り、ニコチンにより血管が収縮されて血が
通わなくなり、歯肉がかたくなってしまい
ます…)

•白血球の機能を抑制する

•歯肉の修復機能に対する悪影響がある

また、タバコの煙には、喫煙者が吸う「主流煙」と、タバコの先から立ち上る「副流煙」があります。
自分の意志とは関係なく副流煙を吸い込んでしまうことを、「受動喫煙」といいます。
タバコに含まれる有害物質は、主流煙より副流煙に多く含まれており、代表的な有害物質であるニコチンの副流煙には、主流煙の2.8倍もの有害物質が含まれています😱

これらのことから、タバコは身体に悪いことはもちろんですが、口にも様々な悪影響を及ぼしていることがよくわかります🚬
まわりの人にも悪影響が出ないように、禁煙を心がけて健康な身体を保ちましょう🚭