子どものうちから噛む習慣を身につけよう

皆さんこんにちは。保育士、歯科助手の山邊です。

4月も終わりを迎えそうですが、最近は暖かい日が続いていて夜でも過ごしやすいですね。

私の最近の楽しみは、最近仲良くなった外猫ちゃんにチャオチュールをあげながら、玄関先でお話しをすることです。我が家の庭にはたくさんの外猫ちゃんが遊びにくるので、私はとても嬉しいのですが、猫同士となると縄張り争いなどから喧嘩に発展することが多くあります。皆が仲良く過ごせたらなぁと考えている毎日ですが、我が家の猫たちも普段は仲が良くても時々喧嘩をしているので、猫の世界も大変だなぁと感じています。

 

 

さて今回は、噛む習慣を身につけましょうということで、噛むことの大切さをお話していきます。

 

噛むことで得られるもの

①消化を助ける・・・

よく噛んで食べると消化酵素が多く出て、消化吸収を促します。さらに胃腸の働きが活発になります。

 

②唾液の分泌が良くなる・・・

よく噛むことで唾液の分泌量が高まります。唾液は口の中の汚れを流してくれたりするので、むし歯予防にもつながります。

 

③顎の組織を強くして、顔の形を整える・・・

幼いうちからよく噛むことで、顎だけでなく頭蓋骨全体がバランスよく成長します。口を動かすことで表情も豊かになります。

 

④心を落ち着かせる・・・

噛むことでストレスホルモンの分泌量が減少し、ストレスが緩和されます。リラックス効果もあります。

 

⑤脳の働きを活発にする・・・

たくさん噛むことで脳が刺激されて、血液の流れが活発になり脳が活性化されます。子どもの知育を助けます。

 

⑥食べすぎを止める・・・

たくさん噛むことで満腹中枢が刺激され、満腹感が得られます。これによって食べすぎを防ぐことができます。

 

 

よく噛むためのポイント

☆急いで食べない・・・

ゆっくりと噛みしめて、味わいながら食べましょう。食べ物によって噛みごたえは違いますが、なるべく歯ごたえのあるものをメニューに取り入れて、たくさん噛むことができるようにしましょう。

 

☆飲み物で流し込まない・・・

食べ物が口に入っている間は、ドリンクや汁物などの水分をできるだけ摂らないようにしましょう。飲み物で流し込んでしまうと、十分に噛むことができないことに加え、食べ物が細かくならないうちに胃に送られてしまい、消化も悪くなってしまいます。

 

まずは歯ごたえのあるものや、繊維質の多い食べ物をメニューに取り入れることで、小さなうちからよく噛むことを習慣づけましょう。