みなさんこんにちは(`•∀•´)
かさはら歯科医院、歯科衛生士の鈴木です⛄️
2023年を迎えて少し経ちますが、あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします!🐇
突然ですが今月はなんと、、、
私の誕生日でした!!
またひとつ大人になりました。
そして同期のみんながお祝いしてくれました〜💝すごく嬉しいです。
突然曲が流れ、店員さんがプレートをもってきてくれました。おいしくいただきました!
みんなからもらったプレゼントも大切に使っていきます、ありがとう🎁
本日は「歯周病と全身疾患」についてのお話しです。
はじめに歯周病とは、歯周病原細菌によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯茎に炎症が起こり歯を支える骨を溶かす。すると歯がグラグラしてきて最終的には歯が抜けてしまう病気です。🦷
歯周病は全身疾患に影響を及ぼしています。
みなさんはご存知でしたか??
歯周病に罹患した歯周組織の慢性炎症が原因となって、血流にのって血管または各臓器に移行し、さまざまな全身疾患の進行、増悪、発症などと深く関連していることが明らかになっています。
1歯周病と糖尿病
糖尿病は歯周病の合併症のひとつです。
実際にも糖尿病の人は、そうでない人に比べ歯肉炎や歯周病にかかっている人が多いということがわかっています。歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係もあります。なので、歯周病と糖尿病は相互に悪影響を及ぼしあっていると考えられるようになってきてます。
2歯周病と誤嚥性肺炎
誤嚥性肺炎は高齢者に多く食べ物や異物を誤って気管や肺に飲み込んでしまい発症する肺炎で、咳反射の低下など機能が衰えるため、誤嚥が起こり食べ物などと一緒に口腔内細菌が直接気管内に侵入することによって起こると考えられています。原因となる細菌は歯周病菌であると言われています。
3歯周病と骨粗鬆症
骨粗鬆症は全身の骨強度が低下し、もろくなっていく病気、そして女性が多く歯周病が進行しやすい原因としてエストロゲンの減少です。(閉経後骨粗鬆症)
エストロゲンの分泌が少なくなると、全身の骨がらもろくなるとともに、歯を支えている骨(歯槽骨)も、もろくなります。歯周炎がなくてもかかりやすいです。
また、骨粗鬆症の薬としてよく用いられるビスフォスフォネート製剤(BP系薬剤)があり、この薬を服用している人が歯を抜いた場合、まわりの骨が壊死するトラブルがあるので、歯周病によってグラグラしている歯を自分で抜く、ということは絶対に行わないように注意しましょう。
4歯周病と妊娠
妊娠すると歯肉炎にかかりやすいです💦
女性ホルモン、特にエストロゲンが関わっており妊娠中期から後期にかけて妊娠性歯肉炎が起こりやすいです。それは生活の乱れや歯ブラシをすると気持ち悪くなるといったことなどで、口腔内が悪化しているのです。なかでも歯周病に罹患している場合、低体重児、早産の危険性が高くなることも指摘されています。
ほかにも関連してる疾患はありますが、4つ紹介しました。常にお口の中を清潔に保ち予防していきましょう✨