歯周病と全身疾患の関係🦷

こんにちは!かさはら歯科医院歯科助手の平賀です🔅



仙台も雪が積もり、寒い日が続いていますね❄️

みなさん、ウィンタースポーツは好きですか??
私は、学生のときに地元のスケート場やスキー場へ友人とよく遊びに行っていました⛷
スケートとスキーはやったことあるのですが、スノーボードはやったことがないので挑戦してみたいです!🏂❄️

そして!1月は私の同期2人のお誕生日でした🎂
みんなでご飯に行き、プレゼントも喜んでくれて楽しい時間を過ごせました!!





さて、今回は歯周病と全身疾患の関係についてお話します。


歯周病が全身に及ぼす影響として、どんなものがあるかご存知ですか?

日本人の死亡原因
1位は悪性新生物
2位は心疾患
3位は老衰
と言われています🇯🇵




まずは、狭心症や心筋梗塞との関係についてです🫀

動脈硬化により心筋に血液を送る血管が狭くなったり、ふさがり、心筋に血液供給がなくなり死に至ることもある病気です。

動脈硬化は、食生活や運動不足、ストレスなどの生活習慣が原因とされていますが、歯周病原因菌などの刺激により動脈硬化を誘導する物質が出て血管内にプラークができ、血液の通り道が細くなることがあります。

次に、歯周病と糖尿病の関係についてです🦷

歯周病は糖尿病の合併症の一つです。


糖尿病の人は、そうでない人に比べて歯周炎や歯肉炎にかかっていることや、歯周病になると糖尿病の症状が悪化することもあります。
糖尿病の人は、歯周病に2倍以上かかりやすくなるとも言われています🌀

歯周病菌は、腫れた歯肉から血管内に侵入し全身に回ります。
歯周病菌の持つ内毒素は残り、血糖値を下げる悪影響を及ぼしますが、歯周病治療で糖尿病も改善されることも分かってきています❗️



最後に、歯周病と妊娠についでです🍼


妊娠すると、妊娠性歯肉炎にかかりやすくなると言われています。

女性ホルモンが大きく関わっており、特にエストロゲンという女性ホルモンがある特定の歯周病原細菌の増殖を促すこと、歯肉を作る細胞がエストロゲンの標的になることが知られています。
このため、妊娠中期から後期にかけて妊娠性歯肉炎が起こりやすくなります。

基本的には、歯垢がない清潔な口腔内では起こらないか、起こったとしても軽度ですむので妊娠中は特に気をつけて、歯科医院での定期的なメンテナンスやご自宅でのホームケアの両方でプラークコントロールを行いましょう✨ ✨
出産後に歯周病に移行する場合もあるので注意が必要です⚠