歯ブラシの構造🪥

皆さん!!こんにちは✨歯科衛生士の井上です。

朝、晩ますます寒くなってきましたね。

街中はハロウィンが終わって、クリスマスのイルミネーションだったり、グッズが多くなってきましたね。新しいお家になってのクリスマスなので新しいクリスマス用品を購入しようかと思ってます🎄✨

さて今回は前回に引き続き歯ブラシについてご説明していきたいと思います。

前回は、『歯ブラシの使用後』についてご説明したかと思いますが今回は『適切な選び方』についてです。

ブラッシングの要となる歯ブラシですが、種類は非常に多く、どれを選べばいいのか迷うものですよね。

皆さんは、歯ブラシを購入する時何を基準にしてますか?

値段?色?CMを見て?

オススメされて?

これを見て頂き今、一度歯ブラシの構造を知って頂き効果的にブラッシングできる歯ブラシを選べるようになりましょう。

では歯ブラシの基本構造。

毛が植えてある、先端部分をヘッド(頭部)といい、毛の部分は刷毛、手を握る部分をハンドル(把柄部)、ヘッドとハンドルを繋ぐ部分をネック(頸部)といいます。

刷毛は、汚れやプラークを取り除く重要な役割を担う部分です。

刷毛を横から見ると様々な形態があり、以下のようなタイプがあります。

マルチタフト型、タフト型、ストレート型、コンケープ型、コンベックス型、ローリング型、タフトエンド型です。

刷毛の毛先の形状や加工もさまざまタイプがあります。形状は、水平、斜め、円状、球状です。加工はラウンド加工、テーパード加工、先端極細加工です。

市販されているものとしては、球状やラウンド加工、テーパード加工の物が多いです。

ヘッドの幅に対して毛束が何列植え込まれているかの違います。1列、2列、3列、4列、多数列とあります。毛束が1つのみのワンタフトブラシがあります。そちらは奥歯の裏側や、歯と歯の間の面、歯並びの悪い部分、孤立した残存歯、親知らず、通常の歯ブラシが入りにくい部分の仕上げ磨きに適しています。

ハンドル(把柄部)は、長さや太さ、形状などがさまざまあり、高齢者は太くて軽い方が握りやすいです。また、ブラッシング圧が強い方は、力が強いと音が出る歯ブラシも販売されてます。

ネック(頸部)は、奥歯までヘッドが届くように設計されており、成人用と子供用、仕上げ用などで長さが違います。成人用や仕上げ用は奥に入りやすいように長くなっていたり、子供用で1人磨きしてる際に喉に刺さらないようにカバーがついている歯ブラシもあります。