予防するということ🦷

こんにちは(^^)

歯科衛生士の田口です🌿

 

9月もあっという間に後半戦!

今月は怪我や風邪、運動会に遠足、時間が過ぎるのが特に早かった気がします。

我が家の次女は幼稚園の年長さんなので、

10月はさらに年長さん行事が目白押し📝

長女の誕生日や学習発表会もあり、誰ひとり体調を崩している暇がありません。笑 

気合いを入れないとと思って今からドキドキしている母です🏃‍♀️

娘たちが行事を楽しむ姿を、

しっかり目に焼き付けたいです☺️

さて。

「予防歯科」と最近では

CMでもよく耳にする言葉になりました🦷

実際どういう事なのでしょうか?

 

病気にならないように防ぐための… 

 

・歯科医院で行う「プロケア」(メインテナンス)

・自分で予防する「セルフケア」

です☝️

 

「プロケア」とは

歯石取りを思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、歯科医院で行うメインテナンスとは「歯のクリーニング」をすることだけが目的ではありません。

病気がないかどうかプロの目で診ること、

早期発見早期治療、

病気にならないような習慣を身につけてもらうこと、

がプロケアの役目だと考えています

 

わたしたち歯科衛生士による歯のクリーニングだけではなく、

ドクターによる口腔内のチェック(新たな虫歯が出来ていないか、経過観察中の虫歯は進行していないか、歯肉の健康状態はどうかなど)も毎回行っております。

そのための診断材料として、

レントゲン写真や口腔内写真の撮影、口腔内の確認、全身疾患や服用薬の有無、生活習慣に変化はなかったか?等の確認を行います。

唾液の量や質、歯ぎしりなどの力のコントロールについても診ています。

 

私が歯のクリーニング(歯石取り)で患者さまに携わる上で大切に思うことは、

「セルフケア」「プラークコントロール」です。 

ここが良くならないと、状態の改善は無い!と言っても過言ではありません。

 

なぜ炎症が起きているのか、気づいてもらうこと。(細菌・力・悪習癖)

そして、その方に合った清掃器具はどんな物なのか、どうしたらご自宅で綺麗に磨けるようになるのか、炎症がある部分についてどのように自分でコントロールしてもらえば良いのか、  

を知っていただく事が重要です。

プラークコントロールが悪いことで起こる歯肉炎については、セルフケアによるブラッシング等で治る、自分で治して欲しい部分であることを方法と一緒にお話ししています。

 

クリーニングに来て私たちが清掃してあげることは簡単ですが、

「自分である程度管理してもらえるようになること」が重要です。

自分でできるところは管理していただき、それでも溜まってしまう細かい汚れやプラーク、ステイン(着色)、歯石の除去をお手伝いさせていただくことが理想です^_^

日々の自己管理がしやすくなる、次回いらした時に少しでも良くなっている(炎症減、行動の変化など)ように、

携わっていけたら良いなぁと、、日々思いながら診療しております。

 

歯科に限らず、

病気になってからでは、倍以上の時間とお金がかかります。

予防することのメリットを、

知っていただきたいです🌿

 

実際に患者さんからいただく声の中に、

わたし自身、メインテナンスの重要性や予防の意味、自分の仕事について考えさせられる経験が多くあります☺️

「定期的に通うようになって、不調なことがなくなった」「痛くないのに歯科に来て、こうして診てもらえるのは有り難い」「昔はこんなのなかった」「もっと前からこうしてもらっていたら歯を失わずに済んだと思う」「自分だけじゃ管理できないから、綺麗にしてもらえてありがたい」

などです☺️

 

診る側も、

通う側も、

継続は力なり

でしょうか(^^)