コロナ禍と顎関節症

みなさんこんにちは♪

かさはら歯科医院の歯科衛生士の横澤です🍉🌴

お盆休みも終わってしまいましたね〜

みなさんはいかがお過ごしでしたか?

3年ぶりに行動制限のないお盆休みでしたので、各地でお祭りなども行われたところが多かったようですね。私も家から花火の音を聞いて、夏を感じておりました🏮👘

私にとってお祭りの醍醐味は花火ももちろんですが、やっぱり屋台

来年こそ、お祭りに行って屋台をめぐり、美味しいものを沢山食べたいです( )

さて今回は、コロナ禍で急増していると言われている『顎関節症』についてお話します

 

コロナと顎関節症、何が関係あるの?

と思う方もいらっしゃるかと思います。

コロナ禍になった事で、自宅でのテレワークでパソコンを長時間使ったり、自宅養療によりスマホの使用時間が長くなり、目や肩に負担を感じる人は少なくありません。

顎関節症になる原因として挙げられる、イメージしやすいあごへの負担としては「悪い噛み癖」「食いしばり」「歯ぎしり」「硬いものを噛む」が挙げられます。他方「これがあごへの負担になるの?」と思ってしまう負担に「うつ伏せ寝」「頬づえ」「高い枕」「電車でのうたた寝」「爪を噛む癖」などがあります。顎関節は強い負担でも短時間であれば耐えられるのですが、弱くても長時間かかる負担には弱いという特徴があるからです。

通常は上下の歯は触れ合ってなく2mm程度の隙間があるのですが、緊張などによって唇を閉じる力が強くなり、「歯列接触癖(TCH)」という癖が身につくと、つねに上下の歯が「軽く」接するようになります。たったこれだけの負担と思うかもしれませんが、この癖があるだけ顎関節症になるリスクが2倍にも増えます。

そして、コロナ禍になり顎関節症急増の原因の一つとして指摘されているのが「スマホの長時間使用」。正しい姿勢の場合の下顎は、頭の真下に位置しているのであごはリラックスした状態です。しかしスマホを操作するうちに猫背になり、下顎は頭の前方にくるので、関節の骨が前にズレてしまい顎の負担が増えます。

顎関節症の症状として、

①口を動かすと耳の前にあるあごの関節から「音」がする

②顎関節や頬やこめかみあたりの筋肉に「痛み」がある

③十分に「口が開かない」

これらの症状が1つ以上あれば顎関節症と診断されます。全国2500万人が顎関節に異常があると推測され、生涯で2人に1人の割合で顎関節症にかかると言われてきましたが、コロナ禍になり世界的に顎関節症は急増しています。

みなさんは、顎関節症の症状に心当たりはございませんか?該当してると感じた方や、心配な人も、お気軽にスタッフにご相談ください。

引用:Yahooニュース