なんで歯が溶けるの?😭

こんにちは!歯科衛生士の田中です☺️

 

5月までは分院のとみざわ駅前歯科に勤めておりましたが、6月よりかさはら歯科医院勤務になりました、田中と申します😌

元々かさはら歯科医院にいましたので正確には戻ってきたという方が正しいかもしれないですね…😊

皆様のお口の中の健康を守るためにお手伝い出来ればと思いますのでどうぞよろしくお願い致します!

歯ブラシのこと、歯磨剤のこと、ホワイトニング…なんでもお聞きください!

そして今回は食事と虫歯の関係についてお話していきます。

 

まずみなさんは歯がとけるというのはよく耳にする方も多いと思いますが、なぜ歯がとけるかお分かりでしょうか?

 

歯がとける原因は何も甘いものだけではありません!🦷

 

私たちのお口の中は【中性】といった状態で保たれています。ですが、食事をとるとご飯などにも糖分は含まれているので、お口の中の細菌がその糖分を摂取して歯をとかす酸を発生させます。こうして、元々中性だったお口の中が【酸性】に傾き歯がとけやすい状態になります。

 

ですが、私たちは食べ物を噛むことで唾液が多く出ます。唾液の作用で【酸性】にかたよってしまったお口の状態を【中性】に戻そうとするので、基本的にはずっとお口が【酸性】で歯がすごくとけやすい状態が続いてる訳ではありません。

 

ただ上記にお話したように、日常で食べるものほとんど全てお口の中は【酸性】に偏ります。(糖分が入っていれば)ですので、日常的にお口にずっと食べ物が入っていたり、一日のうちに何度も飲食をしていると俗に言う、ダラダラ食べという状態になり歯がとけやすい状態が続きます。

 

唾液の作用もすぐに【酸性】から【中性】に戻してくれるのではなく、だいたい40分くらいかけてゆっくり作用しますのでお口の中にものが入っていればいるほどお口は【酸性】に傾き歯がとけやすくなりますし、唾液の作用も働かないので虫歯になりやすい状態になります。

 

★お食事、間食はお時間を決めていただくと良いです☺️そしてどうしても甘いものが食べたい!という方、口さびしいと思われる方にはキシリトール配合のお菓子、ガム、タブレットなどもありますのでぜひ見てみてください!(市販でも売ってます!)

 

キシリトールは砂糖と同程度の甘さを持っていますが、歯をとかす成分をだしずらくする効果もあります!

 

汚れを取るだけですとどうしても虫歯のリスクは減りません😈食生活の中でも虫歯のリスクを減らしていきましょう😋