ブラキシズムについて

みなさんこんにちは、歯科衛生士の金子です🍄🍄

30℃まで気温が上がる日々が続き、外を歩くだけでも汗かいてしまいますね😓💦

わたしの地元は北海道の函館なので6月に30℃を味わったことがなく、仙台はこれからもっと気温が上がると考えると耐えれるか不安です😭

感染症対策に留意しつつ、夏を楽しみたいと考えてます🤤🍉🏖

 

今回はブラキシズムについてお話ししますね🍄

ブラキシズムとは歯ぎしりと咬みしめのことです。

歯ぎしりとは睡眠中に行うものですので、自覚することが少なく周囲の人に知らされて、初めて気づくことがほとんどです。

咬みしめは、日中•夜間に関わらず、無意識のうちに歯を食いしばってしまうことを言います。

ブラキシズムで歯や骨にかかる力は強い人で70kgを超えると言われています。

そのために気づかない間に歯や骨に大きな負担がかかっているのです。

ブラキシズムの原因

1.ストレス

ブラキシズムの原因として最も多いとされているとのは、「ストレス」です。睡眠中に無意識に歯ぎしりや食いしばりをすることでストレス発散を解消していると考えられています。

2.噛み合わせや骨格

上下の歯の噛み合わせが悪いと、歯ぎしりが起こりやすくなります。

1本だけ歯が高くなっていて、他の歯と強く接触している場合には、歯ぎしりしやすくなります。

また歯の詰め物が原因で、歯ぎしりするようになる方も少なくありません。

歯の詰め物の場合には、それまで歯ぎしりしていなかったのに治療後に歯ぎしりをするようになるのが特徴です。

3.習慣

さまざまな習慣も、歯ぎしりの原因となり得ます。

たとえばスポーツ選手は、力を入れるときに瞬間的に歯を食いしばっています。

それが睡眠中にも習慣となって現れ、歯ぎしりしてしまうのです。

さらに飲酒や喫煙も歯ぎしりを引き起こす原因の可能性があります。

アルコールやニコチンの摂取によって、歯ぎしりがひどくなるケースもあるのです。

4.子ども特有の原因

睡眠中の歯ぎしりは子どもにも起こり得ます。

ただし子どもの場合、乳歯が抜け永久歯に生え変わる際の不快感が原因であることがほとんどです。

永久歯に生え変わった後歯ぎしりがなくなれば、とくに問題視する必要はないでしょう。

ブラキシズムが続くと、、

①歯のすり減り

②歯が割れる

③歯がしみる

④歯周病の進行

⑤顎のズレ

⑥骨隆起

⑦顎関節症

⑧頭痛•肩こり

⑨冠や詰めものが外れる

⑩口の周りの筋肉の痛み

などの症状が起こります

歯科医院で行うブラキシズムへの対応としては

✅ナイトガードの作製(毎晩歯にはめて寝る)

✅噛み合わせの調整をする(必要に応じて歯列矯正)

✅歯周病の悪化を防ぐために、プラークコントロールやクリーニングを行う

✅しっかり咬めるように、虫歯などの歯の治療をきちんとしておく

家庭で行うブラキシズムの対応

🟠日常生活で気をつけること

①咬み合わせていることに気づいたらすぐに離す

②唇や頬、顎などの口のまわりの力を抜く

③ストレスを溜めない

④重い物を運んだり、激しい運動をする時は特に注意する(スポーツをするときはスポーツマウスピースガードの作製をお勧めします)

⑤膝をついて頬杖をつくことはできるだけ避ける

 

🔵就寝時に注意すること

❶布団の中へは、極力悩みごとは持っていかず、リラックスして休む

❷高い枕は咬み締めやすくなるので避ける

❸寝るときの体勢に気をつける(横向きはあごに力が入りやすい)

🟢食事の時の注意

①左右均等に少しずつ噛み砕くよくにする

②梅干の種やビーフジャーキーなど極端に硬いものは、毎日のように食べるのは避けるようにする

わたしも寝てる時にブラキシズムをしているのでナイトガードを使っております!気になるかたはご相談ください😎