歯石 のこと

さんこんにちは🏍🧢

歯科衛生士の松山です。

今回は「歯石」についてお話します!

歯石とは、厚労省によると「プラークが石灰化して硬くなったもの。歯科医で定期的に除去することが必要。」というふうにあります。

歯磨きが不十分で、プラーク(歯垢)が長期間歯の表面に付着しているとき、唾液に含まれるカルシウムやリン酸がプラークに沈着して(石灰化)、石のように硬くなったものが歯石です。プラークは、およそ2週間で歯石となります。

歯茎より上の歯の表面に付着しているものを「歯肉縁上歯石(しにくえんじょうしせき)」といい、白っぽい色で比較的柔らかいです。これは、唾液の中に含まれているリン酸カルシウムがついて形成されたものと言われています。

歯周病が進行して歯と歯茎の溝(歯周ポケット)が深くなったところにできるものを「歯肉縁下歯石(しにくえんかしせき)」といい、黒褐色でかなり硬く取り除きにくいのが特徴です。これは歯と歯茎の間(歯肉溝)からの浸出液の成分が含まれます。

歯石の成分の約80%はリン酸カルシウムですが、そのほかにタンパク質、炭水化物や細菌の死骸などからもできています。歯石そのものは、むし歯を引き起こしませんが、歯石の表面はざらざらしているので、そこに細菌が増殖し歯周病を引き起こします。つまり歯石は細菌の温床になってしまうということになります。😱

歯石の除去には、そのもととなるプラークをつかなくするための毎日のブラッシングが肝心ですが、少しでも取り残すとそこから増えますので、正しい歯磨きでプラークを完全にとることとが必要です。お口の中から、100%完全にプラークをなくすことは困難で、数か月程度で歯石が沈着してくることが多いので、歯科医院で定期的に歯石除去(スケーリング)することが必要です。むし歯の治療を始める時又は 治療がせっかく終了していても、歯石が付いていると治りが悪くなったり、むし歯が再発してしまう恐れがありますので、治療の前にも歯石除去をしっかり行います。☝️

当院でも治療と並行してケアのご予約を取っている理由はそこにあります。ご自身の歯を将来的に多く残していくためにも、お口の中の良い状態をキープしていきましょう!

先日、スカパラの愛称で知られる 東京スカパラダイスオーケストラのライブに参加しました!

やはり生の音楽は迫力がありとても興奮しました!メンバーの皆さんからの熱いメッセージを受け取り、勇気や元気を貰いました😭まだまだ感染症は油断ができませんが、たまにはライブやコンサートでリフレッシュするのも良いものですね☺︎