歯医者で具合が悪くなった時😫

こんにちは!歯科衛生士の田中です!

今年はたくさん雪が降りましたが、仙台はもうほとんど雪がなくなってきましたね!私の地元は青森県なのですが、雪が凄かったようです…

仙台もまだまだ寒いので体調には気をつけてみなさん過ごしてくださいね

皆さんは歯医者に来て具合が悪くなった経験はありますか?

 

たまにですが、歯医者さんの怖いというイメージが強すぎて、体調が悪くなってしまう方がいらっしゃいます。ではなぜ具合が悪くなってしまうのでしょうか?今日はそれについてお話出来ればと思います!

 

よく歯科で見かけるのは【血管迷走神経性反射】というものです。

これは歯科治療の途中でもっとも多く見られるもので、誰にでも起こりうる症状で偶発症というものです。

 

ただ基本的には、一過性のものなので回復します。ただあまりにもひどいと神経性のショックを引き起こしてしまうので注意が必要なものです。

 

症状としては、徐脈、血圧低下、冷汗、顔面蒼白、呼吸浅速、悪心、意識消失などがあります。

 

★もしそうなってしまった時に歯科で行う対処は!

 

1、治療の中止

2、口の中に異物が入ってないか確認

3、ショック体位をとる(やや水平に体を寝かせ、足を体よりも高く上げる方法)

4、呼吸の管理

5、必要があれば薬の投与

6、体調に大きな変化が見られれば、病院搬送の有無を検討

 

というようになっています!

 

基本的には、治療の中止とショック体位ですむかたがおおいです!

 

一応理由としては、歯科的なストレス(不安感、恐怖心、疼痛)が原因で自律神経系のバランスが崩れてしまうというふうに言われています!

 

たしかにタオルをかけると目隠しをされているような状態で、お口の中を治療されるのはかなり不安が大きいと思います。ですので、皆さんには治療内容をしっかり理解していただき、治療に参加していただければと思います!

 

実際治療するのはドクターだっだり、衛生士だったりもしますが、やはりご自身の体には違いないので色々な意見のすり合わせをした上で、納得した上で進めていきたいのです!

 

あとはやはり、痛む時は痛みがあると、不安な時は不安と、具合が悪い時は、具合が悪いと言っていただけると私達もより患者さん自身のことを理解し安いですのでご協力いただければと思います!(人によって、痛み、感覚に関してはかなり違うのでお話いただけると助かります。)

 

できる限り私たちでできるところは配慮を重ねていきたいと思います。

 

私たちの医院では、治療に入る前にカウンセリングを実施し、歯科に不安な点がないか、どういう風なことでお困りなのか、今まで感じた歯科のイメージなどを事前にお伺いしてから治療に入っております。極力、事前に聞いておいて、医療事故だったり、ストレスの原因となるもののリスクを下げるためです。

 

あまり歯科では取り入れていないところも多く、めんどくさいなと思われる時もあるかと思いますが、歯科のイメージ改善、リスクの除去といった新しい取り組みと考えていただけると幸いです。

 

最後に今年も皆様にとって幸多き1年となることをお祈り申し上げます。