親知らず、抜いたほうがいい?~抜歯が必要なケース・経過観察できるケース~

 

 

 

 

 

みなさまこんにちは😊

歯科医師の佐々木沙弥子です。

 

今回は、歯科医院でよくご相談いただく「親知らず」についてお話しします。

 

「親知らずは全部抜いたほうがいいですか?」と聞かれることがありますが、親知らずだからといって、必ず抜歯が必要なわけではありません。

 

親知らずは一番奥に生えてくるため、横向きや斜めに生えたり、歯ぐきに一部覆われたままになったりすることがあります。すると歯ブラシが届きにくく、汚れがたまりやすくなります。

 

特に、次のような場合は抜歯を検討することがあります。

 

①親知らずの周りが繰り返し腫れる

②親知らず自体にむし歯や痛みがある

③手前の歯がむし歯になっている、または歯根に影響している

④横向き・斜めに生えていて、今後トラブルを起こす可能性がある

 

一方で、まっすぐ正常に生えていて、きちんと清掃でき、噛み合わせにも問題がない親知らずであれば、無理に抜歯せず経過をみることもあります。日本口腔外科学会でも、正常に機能している親知らずなどは必ずしも抜歯の対象ではないとされています。

 

また、親知らずの抜歯は、単に「歯を抜く」だけではなく、周囲の神経や骨、隣の歯との位置関係などを確認したうえで治療方針を決めることが大切です。特に埋まっている親知らずや横向きに生えている親知らずでは、レントゲンやCTなどの画像検査を行うことがあります。

 

「痛くないから大丈夫」と思っていても、気づかないうちに手前の歯にむし歯を作ってしまったり、周囲に炎症を起こしたりすることもあります。

 

反対に、症状がない親知らずをすべて抜く必要があるわけでもありません😊

 

大切なのは、現在の状態だけでなく、将来的にトラブルを起こす可能性も含めて判断することです。

 

「自分の親知らずは抜いたほうがいい?」

「横向きに生えているけれど大丈夫?」

「以前腫れたことがあるけれど、また抜いたほうがいい?」

 

など、気になることがありましたらお気軽にご相談ください🦷✨

 

お口の状態を確認し、それぞれの親知らずに合った治療方針をご提案させていただきます😊