レントゲンってどうして撮るの?💀

みなさんこんにちは!

歯科衛生士の育村です🍎

 

みなさんは歯科医院で、レントゲン写真を撮ったことはありますか?

レントゲンとは、透過したエックス線を写真乾板・写真フィルム・イメージングプレートなどの検出器で、

目に見えるようにすることで、内部の様子を知る画像検査法のことです😎

 

 

レントゲンを撮影するにあたって、発生するのが放射線。

放射線と聞くと、あまりよくないイメージがあるかもしれません。

そして、被曝(ひばく)を心配されている患者様もいらっしゃいますが、

医師の指示通りに正しく撮影すれば、みなさんの体に対する大きな影響は

実はほとんどありませんので、ご安心ください🤗🎶

 

また、妊娠されているママさん方の中には、

お腹の中の赤ちゃんへの影響を心配されている方もいらっしゃると思いますが、

撮影時は、鉛の入ったエプロンを着用してしていただくことで、

体へ影響を最小限に抑えて撮影しております👶🏻🍼

歯科医院で撮影するレントゲンの放射線量は微々たるもので、

普段生活する中で、知らぬ間に浴びている放射線量と比にならないくらい少量です☝️🌞

 

そして何より、レントゲンを撮影しないと分からないことがたくさんあります!

 

◆歯の状態…見た目では小さなかったむし歯が、歯の中の深いところで大きく進行しているケースもあります。

歯と歯の間のむし歯は、目で見えにくいため、専門家でも発見が難しいこともあります。

一度、治療した歯の中で、再度虫歯になっていても、銀の詰め物などの中は、外から見ても分かりにくいです。

生え変わりの状況、歯の本数の確認(生まれながに歯の本数が多い方、少ない方もいます)

 

◆歯の根っこの状態…歯の神経の状態の確認ができます。

神経を取って、神経の治療をした歯は根の先に病気を作ることがありますが、

神経がない歯は、痛みやしみたりしないため、気づけないことがあります。

 

◆骨の状態…顎の関節の状態の確認、歯を支える歯槽骨(しそうこつ)の骨量の確認

 

など、1枚のレントゲン写真から様々な情報を手に入れることができるのです!

これらを見逃したままだと、早期発見・早期治療ができなかったり、

知らぬ間にむし歯や歯周病を進行させてしまう恐れがあります😱💦

せっかく当院に通っていただいている患者様の皆さんに、病気を治すべく歯科医院が、病気を見逃し、

知らないところで病気を作ってしまっては、悔やんでも悔やみきれないのです…!!!

撮影して何も異常がなかったら、撮った意味はなかったのか?…そんなことは決してありません!

異常がなかったという結果が得られたこと、それに越したことはないのです☺️🌈

ですので、当院では、今大きな自覚症状や異常がなくても、

今後のために、定期的にレントゲン写真をお撮りしていますので、

ぜひその際は、ご協力いただきますよう、お願いいたします🙇‍♀️