全身疾患と歯周病

みなさんこんにちは( ´ ▽ ` )

歯科衛生士の井上です!!

世間は、コロナウィルスで全身疾患をもってる人がかかりやすいと言われていますよね。
歯周病も最大の原因プラーク(歯垢)ですが、糖尿病などの全身の病気や、喫煙、生活習慣が歯周病を引き起こしたり、悪化させる原因(リスクファクター)になっていることが分かってきています。
歯周病を予防、改善していくためには口腔清掃はもちろんライフスタイルを見直して生活習慣病を予防し全身の健康状態を整えていくこと重要になります。
歯周病のリスクファクター別にその関係についてご紹介します。

【糖尿病】
血糖値が高い状態が続くと、白血球の機能が低下して細菌に抵抗できなくなるため、歯周病が悪化しやすい状態になります。

【喫煙】
喫煙は血管を収縮させて、歯肉の血行不良を引き起こします。
そのため、見かけの歯肉の炎症は少ないのですが歯周病細菌に対する抵抗力を低下させて、歯周病を重症化させます。
ニコチンは、歯周治療によって生じた傷口の治りを悪くします。

【ストレス】
精神的ストレスにより中枢神経が影響を受け、生活習慣(ブラッシング、喫煙、食生活など)を変化させ、歯周病を悪化させることがあります。

【性ホルモンの不調和】
思春期や妊娠時、更年期など性ホルモンのバランスが崩れる時期に、歯肉の炎症を引き起こしたり、悪化させることがあります。

【遺伝】
遺伝的に細菌に対する抵抗力が強い人と弱い人がいます。
重症の歯周病にかかっている方のいる家系では、とくに歯周病予防の注意が必要です。

【食習慣】
砂糖摂取の過多、咀嚼の不足は歯周病の原因であるプラーク(歯垢)を増殖させたりつきやすくします。
不規則な食事、栄養の偏りは全身の健康に悪影響を与えます。

以上のことを気をつける必要があります。
特に最後の、食習慣は自宅で過ごすことが最近多くなってお菓子やレトルト、冷凍食品などを食べてないでしょうか?
お菓子をキシリトールガムや、噛む回数が多いあたりめや昆布に変えるのも歯にいいですよ。
これを機に全身を健康に歯を大切にしコロナウィルスからご自身の身を守っていきましょう。
また、歯周病予防するためには歯科医院での「プロケア」と歯科専門家の指導に基づいた毎日の「セルフケア」両輪が大切ですのでかかりつけの歯科医院で定期健診をしていきましょう。
当院は、4月から時間変更していますが営業してますので皆さんからの連絡お待ちしております。