皆さんこんにちは。
歯科助手の小山と申します。
今月はお盆休みを頂きありがとうございました。
この休みで福島のいわきの海へいって参りました。とても楽しかったです。しかし私の泳力の無さが浮き彫りになったので、次の日は市民プールで泳ぐ練習をしました。
この人生ではじめて25メートル泳ぎきることに成功しました。
死ぬほど練習してできるようになると達成感がありますね。小学生の頃の課題を10年越しくらいでクリアできた一夏でした。ちなみに平泳ぎです。
さて、今月は歯周ポケットについてお話をします。
🔊歯周ポケットとは??
歯と歯ぐきの境目の溝をいいます。 歯は歯ぐきとぴったりくっついているように見えますが、実は歯と歯ぐきの間にはわずかな隙間があります。
🔊歯周ポケットは何の指標??
歯周ポケットは正常な方だと2ミリ前後の数値と言われています。この数値が
3~5ミリ→軽度の歯周炎
4~7ミリ→中度の歯周炎
6ミリ以上→重度の歯周炎
というようにこの数値により、今のハグキの状態を知る指標となっております。
🔊なぜ歯周ポケットは深くなる??
食事をした後に歯磨きをしなかったり、1日、2日歯磨きをしないと、歯とハグキの間にプラークと呼ばれるものが付着します。
プラークとは??
歯の表面についた食べかすの中で細菌が増殖します。細菌は増殖して活発になり、ネバネバした接着剤のようなものをつくります。そして細菌の塊を歯に付着させ細菌の塊の周囲を固めて、消毒薬なども届かなくさせます。
このようにして歯の表面についた食べかすは1日から2日かけてプラークへと変化していきます。
歯とハグキの間にプラークが付着すると歯周病菌が繁殖します。
そして、歯周病菌が有害な物質をつくりだし歯周組織に炎症がおきます。
炎症によって歯肉が剥がれて溝が深くなり歯周ポケットができるのです。
炎症が起きれば歯肉は赤く腫れたり、出血をしはじめてきます。
🔊歯周ポケットが深くなると??
歯ブラシで届くのは二ミリ程度が限界といわれています。なのでそれ以上になると汚れを毎日歯ブラシでとるというのは難しくなります。毎日お掃除ができないということは汚れがどんどんたまっていってしまうということです。そうすると、さらなる歯周病の進行へと繋がっていってしまいます。
ですので、歯ブラシでとれない汚れは
歯医者の機械等を使い専門的にとっていきましょう!
ただ一度とっても毎日お掃除できないところの汚れですのでまたたまってしまいます。
だから、定期的なペースでクリーニングに通って頂くことをおすすめしております。
これを機会にご自身の歯周ポケットについて確認してみてはいかがでしょうか?
歯周病の進行度が確認できます。
そして、歯周ポケットが深くなる原因としては簡単に言えば汚れが溜まることが原因です。
正しいブラッシングができていると思っていても
磨きぐせなどでしっかり汚れがとれていない!!
なんてこともあるかもしれません。
歯科医院で効率的なブラッシング方法と、お家では取り除けない汚れのクリーニングを定期的に行って歯周病の予防をしてみませんか?
お待ちしております😊