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下顎管について

こんにちは。仙台市宮城野区の「かさはら歯科医院」歯科医師の高橋です。

新社会人の皆さん、新入学の皆さんおめでとうございます。

こちらの歯科医院でも、バイトの方をはじめ、沢山の新人さん達が仲間入りをしました。皆さんフレッシュで元気いっぱいです。

来院されている患者の皆さん、どうぞ今後とも引き続き、よろしくお願いします。

 

本題に戻りますが、今回は下顎管の歯科治療に関するいろいろな影響などを書いていきたいと思います。

まず、「下顎管とは。下顎管は下顎骨に存在する管で、下歯槽神経、下歯槽動脈、下歯槽静脈が中を走行する。

下顎孔から下顎枝にて歯槽の下を前方に向かう。走行中歯槽と交通し、下歯槽神経、下歯槽動脈、下歯槽静脈の枝が歯髄腔へと向かう。」

と、ウィキペディアに記載されているように、ようは下顎の骨の中に太い神経や血管が入ってる太い管がある。ということで、、、

歯科治療をするうえで、いかに下顎管に影響を及ぼさずに治療することが、重要になってくるか。そんなことを書いていきたいと思います。

 

まず、親知らずの抜歯では親知らずの根っこの先端の位置や歯の位置によって抜歯するにあたり、

下顎管が接しているかいないかレントゲンやCTで検査することは、大変重要な事になります。

なぜなら下歯槽神経が傷つけられれば、神経の麻痺が左右どちらかの下顎全体に起こってしまうからです。

そして、血管が同じく傷つけられれば、止血がかなり困難になっていまいます。

全身疾患をお持ちの方や、循環器系の病気や高コレステロール血症の方は特に注意が必要です。

なので親知らずの抜歯はどこの歯科医院でも慎重に検査してからおこなっているのです。

そして、インプラントについては、下顎管をいかに避けて打つかということが、課題になってきます。

抜歯と同じように神経麻痺と出血という後遺症が出るのを避ける為です。

 

また、歯の中の根の治療の時にも、薬液や金属性の道具を下顎管に入り込ませないようにすることが必要になってきます。

根尖病巣といって根の先にできる炎症を下顎管にまで波及させないように注意して処置することも重要になってきます。

 

義歯の治療では、下顎骨の著しい吸収により下顎管が露出きてきて、義歯の疼痛がどこを調整しても治まらないということが多々あります。

そんな時は義歯に軟らかい裏打ちをして様子をみることが多いですが、そんな難しい調整が継続することになるのです。

 

下顎管の位置により、同じ治療でも予後が違ってきたりすることがあるのです。

 

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