みなさんこんにちは!歯科医師の齋藤(眞)です
夏休みが終わりましたが、寒暖差が激しいですね。
今回のお話は、「歯が痛くなったとき」についてです。
歯が痛くなってしまったときには、次のような原因が考えられます。
①むし歯 むし歯が内部に進行してくると、食事などで刺激が加わった時、神経が刺激されて痛みが出ます。また、以前に神経の治療をした場合、根の先の方に細菌が侵入し、痛みが生じることがあります。
②歯周病 歯周病によって歯ぐきが腫れた状態だと、歯ぐきが圧迫され、痛みを生じることがあります。
③知覚過敏 歯ぐきは年齢と共に下がってきます。歯の頭の方はエナメル質という硬い物質で覆われていますが、歯の根の方は象牙質という比較的柔らかい物質であり、刺激が伝わりやすいです。このため、冷たいものを食べると、しみて痛みが出ることがあります。
これらの症状は、体調が悪い時などにより強く感じることがあります。体内の免疫機能が弱まることで、炎症がより強くあらわれてしまうからです。
では、これらの症状が現れてしまったとき、すぐにできる対処法は何でしょうか?
①冷やす 痛むところを冷やすことで、血流を抑えて、痛みがおちつきます。濡れたタオルや冷却シートを痛む頬の外側にあてます。
②薬をのむ 市販品の痛み止め(ロキソプロフェンやイブプロフェン)を飲むことで痛みが一時的に落ち着きます。お薬の種類によっては体質に合わないことがあるので、通院中の方は医師に相談したうえで、お薬の種類は事前に確認してから服用してください。
③口の中を清潔にする 優しく歯磨きやうがいを行うことで、口の中の汚れを取り除き、痛みや炎症の原因を取り除きます。
逆に、歯が痛むときにやってはいけない行動として、以下が挙げられます。
①痛むところを触る 直接、指などで触ると、細菌が入り、症状がより悪化します。
②長時間の入浴、サウナ、激しい運動、飲酒 これらの行動は、血行がよくなり、痛みがより悪化することがあります。
③痛むところで強く咬む 強く咬むことで、刺激が伝わり、痛みがより悪化することがあります。
これらの処置はあくまで一時的な処置ですので、原因を取り除くには、早急な歯科医院の受診が必要です。
その際には、①いつから、どこが、どのように痛むのか ②その際に行った応急処置の内容 ③通院中の場合、病院とお薬の名前 を伝えてください。
今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。