こんにちは✨
かさはら歯科医院、保育士兼歯科助手の宮城七海です!5月にもなり、段々暖かくなってきましたね。今日は歯石について少しお話したいとおもいます。
「歯石」って言葉はよく聞くけど、実際どんなものなのか詳しく知らない人も多いと思います。歯石とは、歯に付着したプラーク (歯垢)が固まって石のようになったものです。プラークは食べかすではなく、細菌のかたまりでできています。本来は毎日の歯みがきで落とすことができますが、磨き残しがあると、唾液の中のカルシウムなどと結びついて硬くなり、歯石になってしまいます。
歯石ができやすい場所は、歯と歯ぐきの境目や、歯並びが重なっている部分、下の前歯の裏側などです。特に下の前歯の裏は唾液が多く出る場所なので、歯石がつきやすいと言われています。鏡で見た時に黄色っぽいものや茶色っぽいものがついていたら、それは歯石かもしれません。
歯石がつくと何が問題なのかというと、まず表面がザラザラしているため、さらに汚れがつきやすくなることです。すると細菌がどんどん増えて、むし歯や歯周病の原因になります。歯ぐきが赤く腫れたり、歯みがきの時に血が出たり、口臭が強くなったりすることもあります。最初は少し違和感がある程度でも、そのまま放置すると歯周病が進行し、最悪の場合は歯を支える骨が溶けて歯が抜けてしまうこともあります。
また、歯石は見える部分だけにつくわけではありません。歯ぐきの中に隠れてつく「縁下歯石」というものもあります。これは自分では見えにくく、気づかないうちに歯周病を進行させてしまうことがあります。そのため、痛みがないから大丈夫と思わず、定期的に歯科医院でチェックを受けることが大切です。
そして歯石の一番厄介なところは、一度できてしまうと歯ブラシでは取れないことです。どれだけ強く磨いても落とすことはできず、逆に歯や歯ぐきを傷つけてしまうこともあります。そのため、歯科医院でスケーラーという専用の器具を使って除去する必要があります。歯医者で行うクリーニングは痛いイメージを持つ人もいますが、歯石を取ることで口の中がすっきりし、歯ぐきの状態も改善しやすくなります。
歯石を予防するためには、毎日のセルフケアがとても大切です。ただなんとなく磨くのではなく、歯と歯ぐきの境目を意識して丁寧に磨くことがポイントです。また、歯ブラシだけでは落としきれない部分もあるので、デンタルフロスや歯間ブラシを使うことも効果的です。さらに、甘いものをだらだら食べ続けないことや、規則正しい生活を送ることも口腔内の健康につながります。