歯科衛生士の田口です🍃
木々が芽吹き、深呼吸したくなるような気持ちの良い季節になって参りました🌱
前回は、Hay fever (花粉症)と口腔内について書きましたがが、そろそろ花粉症症状の落ち着いてくる方が多いのではないでしょうか。
ここ1週間は、黄砂の影響も多くありそうです、ぜひ鼻呼吸で乗り切って参りましょう。
さて。
今回は「お酒を飲むとなぜ口が渇くのか」🍷
メインテナンスで診させていただく患者さんの中には、”口腔内が乾燥”していたり、”唾液の分泌量が少ない”方も多くいらっしゃいます。
就寝中の口呼吸を防ぎ、鼻呼吸を促すために
夜間のマウステープを活用していただいている方が多くいます。
「よくお酒飲むんだけど、マウステープ貼り忘れて寝ちゃったときは、もう口の中が砂漠のようにカラッカラ‼︎🏜️」
とお話しいただいた方がいました。
なぜ、お酒を飲むと口が渇くのでしょうか?
①利尿作用による水分排出
アルコールには、尿の排出を促す働きがあります。ビールやワインなど飲酒により、飲んだ量以上に水分が体から出ていくため、水分不足になります。そのため、唾液の分泌量が不足することが考えられます。
②アルコール分解における水分消費
肝臓でアルコールを分解・代謝するために、多くの水分が消費されます。
③脳からの渇き信号
アルコール摂取により肝臓から分泌される「FGF21」という物質が脳に働きかけ、喉の渇きを感じさせます。
ではなぜ、お酒を飲むといびきをかいたり、口呼吸になりやすいのか?
①アルコールの筋弛緩作用により、喉や舌を支える筋肉が緩みます。
睡眠中は誰でも喉の筋肉がゆるみますが、アルコール摂取後は、通常以上に緩み、舌のつけ根(舌根)や軟口蓋が気道側へ落ち込み、空気の通り道が狭くなります。これにより、いびきを描いたり、さらに呼吸が止まる(または浅くなる)方向に進みます。
②鼻粘膜の腫れ・充血が起き、鼻粘膜の血管が拡張、鼻が通りにくくなり、口呼吸が多くなります。
酒を飲んだ日のいびき悪化は、時に無呼吸イベントを引き起こし、リスクだらけです。
アルコールは気道を狭くし、脳の反応を鈍らせ、低酸素を深くしやすいことが分かっております。
対策として
- お酒の合間に、必ず水やお茶(ノンカフェイン)を飲む。これにより、水分補給と血中アルコール濃度の上昇を抑えることができます。
- 飲酒前後や、寝る前にも水を飲むことで、翌朝の脱水予防も。
- 就寝直前まで飲まない、なるべく数時間前に切り上げる。(寝酒はリスクが高い)
- 舌根の落ち込みを防ぐため、横向きで寝る(側臥位)
わたし自身、お酒を飲んだあとに🍷コーヒーを飲むことが好きです☕️
が、コーヒーも利尿作用があり、これは水分摂取にはならないので、お水はやはり必要ですね!
体の仕組みを理解して、
美味しく飲んで、しっかり眠れる習慣を持てると良いと思います。
Thank you for reading my blog!
Have a great weekend.🌵
