顎関節症3a型について

みなさまこんにちは😊歯科医師の佐々木沙弥子です。3月になり少し温かくなってきましたね!私はもうすぐシーズン開幕でわくわくしています✨今年は楽天イーグルスが日本一になるよう、たくさん応援に行く予定です💪

さて、今回は顎関節症3a型のお話しをしていきたいと思います🧐
✔3a型:顎関節円板障害(復位性)

まず、関節とはなにか説明していきます。
2つ以上の骨が連結している部分を関節と言い、軟骨、関節液、靭帯などで構成され、歩行や物をつかむなどのスムーズな動作(可動性)と、体重を支える支持性を両立させています。 膝や肘、肩などと同じように顎も同じ構造をしています。
顎関節円板とは、軟骨であり、開閉口の際にクッションの役割をしています。
次に、顎関節の構造について説明します。

閉口時は、関節窩(上顎)に下顎頭(下顎)が収まっている状態で、下顎頭の上に関節円板が乗っている状態になります。開口時は、関節窩の前に関節結節という隆起があり、その隆起を下顎頭が乗り越えて大きく口が開くようになります。その際、関節円板は下顎頭と一緒に動くことでクッションの役割を果たしています。

では、顎関節症3a型の復位性とはなにか、について説明していきます。
顎関節に長期間負担(食いしばり、歯ぎしり、TCHなど)がかかっていると、関節円板の位置がズレてしまうのです!前方転位、後方転位、側方転位などあらゆる方向にズレてしまうのです😱

復位性というのは、閉口時に下顎頭の上に関節円板が乗っておらず、主に前方転位しており、開口時、関節結節を乗り越えた際に下顎頭の上に関節円板が乗り、元の位置に戻るということです。

顎関節症の症状でよくある、開閉口時のカクッ、コリッという音は、軟骨ごと下顎頭が乗り越えることにより鳴ってしまう音なのです。
軟骨には神経がないため、音は鳴るけど痛みはないということが多いのです😳しかし、痛みを伴う場合も多くあります。これは関節円板は靭帯とつながっているので、下顎頭が関節円板を乗り越える時に靭帯が引き伸ばされるため痛みが生じてしまいます😖

「前は音が鳴ってたけど、音が鳴らなくなったなー🤔口もなんか開きにくいな😨」
こんなことを聞くこともよくあります。この状態は、顎関節症3b型;顎関節円板障害(非復位性)へ移行している可能性があります!

それでは次回、顎関節症3b型についてお話しましょう👋