超音波スケーラー

みなさん、こんにちは🪥

歯科衛生士の田口です🦷

10月に入り、一気に秋の気配。

夏が長かったからか、急に季節が進んだような感覚です🍂

わたしは夏野菜が終わったプランターに、ニンニクやパクチー、冬を越して育てる野菜たちの苗を植えるところで、半年後に収穫になるものばかり。

これは初めての試みなのでドキドキしています🧅🍓

菜園のプロな何名かの患者さんたちに、アドバイスをいただくのが近ごろの楽しみです🤭

心身ともに、緩やかに温めて、冬を迎える準備をしていきましょう😊

さて。

今回は超音波スケーラーについて。

歯石取りや、歯周病予防のメインテナンスにお越しいただいたことのある方は、多くの方がご存知かもしれません。

お水と超音波の振動の出る歯石を除去する機械ですが、その特徴や効果をお話しいたします。

【超音波スケーラー】

超音波(25.000〜40.000Hz)の振動と注水で歯石を粉砕、除去するものです。

注水下で使用するため、歯根面や歯肉縁下のバイオフィルムの破壊や除去といった、プラークの洗浄効果も期待できます。

歯石だけでなく、歯周ポケット内の内毒素や浮遊性細菌、施術部位の出血を洗い流します。

手用スケーラーでこれらを除去するよりも、歯面や歯根面への侵襲が少なくクリーニングでき、視野も確保できるため、患者様だけでなくわたしたち術者にとってもメリットがあります。

 

超音波スケーラーの特徴である「キャビテーション効果」とは🫧

振動するチップが水と接触して、数千の真空気泡をつくります。

これが弾け、歯と組織面に衝突。

瞬時に何万回繰り返し発生し弾けるこの気泡が、細菌の細胞膜を引き裂き、細菌を破壊します🦠

 

また「アコースティックマイクロストリーミング効果」といって、

歯周ポケット内で起こる持続的な水流の渦巻きが、バイオフィルム(プラーク)を破壊します。

これらにより、物理的に除去する歯石やプラークの他、チップが到達しない少し先のバイオフィルムも破壊するため、

歯周治療もしくは歯周病予防のメインテナンスに適しております。

ただし、心臓ペースメーカー装着患者には、ペースメーカーの機能に障害を与える可能性から、禁忌となっています。

その他、発作性の激しい咳や、若年者など、使えないケースもあり、状態をみながら道具を選択しております。

体調変化等は、毎回遠慮なくお聞かせください。

 

歯周治療やメインテナンス時は、この超音波スケーラーだけでなく、

セルフケアでもお馴染みのデンタルフロスや歯間ブラシ、回転性のブラシ(またはラバーカップ)等を状態に合わせて使用しております。

なるべく低侵襲で、そして痛みのないケアを心がけております!

 

セルフケアでも、むし歯と歯周病リスクの高い歯間部からの清掃(フロスまたは歯間ブラシ)を先に行うことをおすすめします。

 

セルフケアをベースに、それでも取りきれない細菌をプロケアで定期管理することで、

ご自身の健康を管理していきましょう✨

10月もお疲れ様でした✨