皆さん、こんにちは!歯科衛生士の伊藤です🐥
日に日に暑い日も増えてきてますね☀️
先日我が家では娘を連れてつつじがおか公園にお花見をしに行きました。
娘は初めて見る桜に終始興奮気味で1歳なりに花見を楽しんでいたようです🌸
さてさて今回のテーマは
〖手術の前に口腔ケアが必要な理由〗についてです!
なにか身体について手術が必要になった時、主治医の先生から、歯科医院でむし歯治療をしたり口腔ケアを受けてきてからにしましょう、と言われた経験をお持ちの人もいるかと思います。

口の中には多くの細菌がいます。
むし歯や歯周病を起こす細菌もいます。
湿度があって温かい口腔内は細菌の温床にもなります。
実は口腔内の細菌が外科手術の際に悪さを起こしてしまうことがあります。
食道・胃・十二指腸などの手術を全身麻酔で行うときに患者さんの口腔内が不潔だと、手術をした部位が後々感染を起こすリスクが高くなるのです。
口腔内の細菌は唾液とともに飲み込んでしまうので、手術した部位に感染してしまいやすく、そのために治癒が遅れてしまう可能性があるそうです。
また、口腔内細菌は、実は誤嚥性肺炎の原因にもなってしまうことが分かっています。
ご高齢の方や嚥下機能の低下が見られる方は食べ物や唾液などが誤って気管の中に入ってしまうことがあります(誤嚥)。
口腔内の細菌が食べ物などと一緒に肺に入り込むことで、誤嚥性肺炎を起こす原因になってしまうのです。
誤嚥性肺炎は、手術後で抵抗力が下がった患者さんでは発症するリスクが高くなります。
誤嚥性肺炎は現代日本でも死者数の多い恐ろしい病気です。少しでもリスクを下げる必要があります。
こうした感染を防ぐためには、手術の前にお口の中のケアをしっかり行い、細菌の数をなるべく減らしておくことが重要です。
また、歯周病などでグラグラで抜けそうな歯を何も対処せずに放置したまま手術に挑むと、手術のときに歯が折れてしまう危険があります。
全身麻酔をともなう外科手術の際には、人工呼吸を行う必要があり、口から喉の奥にある気管へ管を入れてを酸素や麻酔ガスを入れられるようにします。

気管内に管を入れる際に歯が折れたり欠けたりして、場合によっては器官などに折れた歯が入っていってしまう恐れもあります。
また、全身麻酔の手術において気管に管を入れる際、口の中の細菌も気管に押し込むことになってしまうため肺炎を起こしてしまう危険もあります。
術後感染や術中の危険なリスクを少しでも下げるために、大きな手術をする前は基本的に主治医の指示通り、しっかりとかかりつけ歯科医院に通いましょう。
ここまで読んでくださりありがとうございました🙇♀️