歯肉から血が出る

こんにちは✨

歯科衛生士の田口です👩🏽‍⚕️

2月もまもなく終わり、春に移行しつつある今。草木が芽吹いたり、まさに始まりの季節ですね🌱

中医学で春は、肝が弱りやすく、目や自律神経系、精神情緒系の不調が出やすいときなのだそう。青(緑)色の食材や、適度な酸味のある柑橘類を摂ると良いそうです🍊

気持ちの面でも、ゆるやかな気持ちでいろいろな事に挑戦したいものです!

 

さて。

歯磨きやフロス、歯間ブラシを使用した時に

歯肉から血が出たことのある人は多いのではないでしょうか?

 

歯肉から血が出る、

主な原因はプラーク(細菌の塊)です。

 

プラークが増え、活発になった歯周病菌に対抗するために、体は免疫細胞を歯茎に送り込みます。

血液内の白血球などの免疫細胞は、細菌を取り除こうと血液がたくさん送り込まれ、歯肉はパンパンに腫れてしまいます。

 

ですから、

「歯肉から血が出る」場合は、細菌を取り除くようフロス(or歯間ブラシ)や歯ブラシを使って「血を出すように」磨くことが大切です。

 

出血の具合もさまざま。

ドロドロした赤黒い血が出る場合や、

サラサラした血が出る、

にじむ程度の少量の出血から、ダラダラ続くような多量の出血など

出血といっても炎症の程度によって随分差があります。

 

歯ブラシの毛先が歯肉にも当たるよう、角度やブラッシング圧、その時の状態に適した清掃用具については、かかりつけの歯科医院で適切な指導を受けましょう。

 

わたしたちの身体の防御隊として戦ってくれる白血球。

ビタミンが必要なので、レモンやキウイフルーツ、今の季節なら林檎や柑橘類もビタミンが豊富。積極的に摂り入れてみることをスススメします。

 

「歯肉炎」では、適切なセルフケアと処置で健康な状態に戻すことができますが

「歯周病」は、歯の周りの組織に慢性炎症が起き、骨が溶かされてくると、元の健康な状態に戻ることはありません。

 

「歯磨きをすると血がでる」

このサインを見逃さないでいただきたい。

 

血が出ることは、普通ではありません。

 

患者様から「強く磨き過ぎて血が出ました」と言われることがよくありますが、

おそらくそれは「強く磨いたから出た血」ではありません。

強く磨いて血が出るとは…よほどグサッと刺してしまったりぶつかって痛いほどでないと、健康な歯肉から出血するというのことは無いと思っていただいて構いません。

 

ちなみに「歯肉炎」は、お子さんでもなり得るもの。仕上げ磨きの際に気付いて対処してあげる事ができます🪥

お子さんの定期的なチェック、フッ素塗布の際にも歯肉の状態を確認し、本人や保護者の方に状態をお伝えしております。

 

歯周病は、

「日本人が歯を失う原因の第1位」と言われる病気で、歯肉炎から始まり、ある程度までは自覚症状なく進行するため、定期検診での早期発見早期治療が重要です。

 

「歯茎から血が出た」この身体からのサインを軽く捉えず、歯科医院の受診でしっかり確認することをおすすめします。

 

いつまでも美味しいものが食べられる自分の身体を整えましょう✨