こんにちは。保育士の髙橋です。
2025年がスタートしましたね。
毎年思うことですが、この1年も穏やかに過ぎてくれることを願うばかりです。
さて、新年最初の投稿は、子育てに関することの中から「子どもの片付け」についてあげてみました。
🔸子どもが片付けられるようになる!
5つのコツ
子供に、どのように働きかけたら整理整頓が上手になるのかと疑問に思うかもしれません。
子供が片付けられるようになるコツは、以下の5つです。
・片付けやすい環境をつくる
・大人も一緒に片付ける
・片付けをゲームにする
・片付ける理由を伝える
・おもちゃを厳選する
ここでは、それぞれのコツを詳しくみていきましょう。
〜片付けやすい環境をつくる〜
まずは、子供が楽に片付けられる環境を、大人がつくっていきましょう。
大人からしてみると、収納にはすっきりとした見た目の美しさを目指したくなるかもしれません。
しかし、子供にとってよい環境とは、子供の手の届きやすく見やすい場所に、わかりやすく片付けられる収納を作ることが大切です。
シールや絵を貼り、目で見てわかりやすくするなどの工夫をしましょう。
ブロック・電車・お絵描き・ぬいぐるみなどを大きな箱に分け、ボックスに色分けをするのもおすすめです。
このとき、子供の発達段階や年齢にあわせた収納方法を選ぶことが大切です。
収納にフタがついていると、手先がまだ器用ではない年齢の子供では、うまく開け閉めができないこともあります。
ボックス型の収納箱を準備して、遊ぶ場所のすぐ近くに置いておくと、子供が一人で片付けられるようになるでしょう。
〜大人も一緒に片付ける〜
大人がお手本となって、子供と一緒に片付けましょう。
このとき、ただ曖昧に「片付けよう!」と言っても、子供は実際の行動と「片付ける」の意味が結び付けられないことがあります。
子供に通じる言葉で伝えるのがコツです。
1〜2歳頃の子供には「おもちゃナイナイしようね」と、動作に言葉をつけて片付ける様子を見せます。
言葉が通じる子供には「積み木はこの箱に入れようね」「車はこっちの箱に入れようか」など、具体的に伝えましょう。
片付けがうまくできたら、頑張ったことを認め、褒めることも重要です。
〜片付けをゲームにする〜
片付けにゲーム性を取り入れて競争にするのも一つの方法です。
「どっちが先に片付けられるかな?」「5分でお片付けできるかな?」などとゲームのように楽しい行動にすることで、遊びの延長として片付けを認識します。
子供は、楽しいことやゲームのような要素があるものを好みます。
このとき、大人が手加減して子供に勝たせてあげると気分もよくなり「片付けるのって楽しいな」と思うようになるでしょう。
繰り返し行うことで、自然と片付けの習慣がつけられます。
〜片付ける理由を伝える〜
片付けができるようになるには、子供に「片付ける理由」を伝えることも大切です。
子供は、先の見通しが立つと行動できるようになります。
「これからお散歩に行くから片付けよう」「片付けるとすっきりして気持ちがいいね」などと声を掛けましょう。
このとき、次のシーンで楽しいことが待っていると伝えるのも効果があります。
「お散歩で、〇〇ちゃんの大好きな電車を見てこようか」「片付けたら、美味しい晩御飯を食べようね」などの声掛けです。
こうすることで、子供の自分から片付けようという気持ちが高まるでしょう。
〜おもちゃを厳選する〜
おもちゃを厳選して持つことも大切です。
おもちゃの量が多いと、片付けの手間も増え、収納する場所を覚えるのも難しくなります。
これは大人にも言えることですが、家にあるおもちゃを把握していないと、似たようなものを買ったり、同じおもちゃを子供が欲しがったりしてしまうことがあります。
持っているおもちゃが多すぎる場合は、処分することやお友達に譲ることも検討しましょう。
〜参照〜知育玩具.jp
いかがでしたか?
少しでもお子さんの片付けの場面でのヒントになってくれるとうれしいです!
今年もどうぞよろしくお願いします。