みなさんこんにちは。
保育士の髙橋です。
月日の経つのは早いもので今年もあと1ヶ月を残すばかりとなりました…。
わたし自身の今年を振り返ってみると、様々なことがありましたが、中でも数年ぶりに再び保育士としてたくさんの子どもたちとの関わりが持つことができたことはとても大きな出来事となりました。
今回は、子どもの歯🦷に関することの中から「お子さんの歯磨き🪥」についていくつかご紹介したいと思います。
◎スプーンが持てるようになったら「自分みがき」の練習を
スプーンが持てるようになったら、そろそろお子さん自身にも子ども用の歯ブラシを持たせて「自分みがき」の練習をはじめましょう。スプーンが持てるようになる目安は1歳過ぎごろです。最初のうちは食後に子ども用の歯ブラシを持たせて、口の中に歯ブラシを入れることからはじめます。お子さんが一人で十分に歯みがきをすることはできないので、必ずママやパパの仕上げみがきが必要になります。 ですが、みがけていなくても、お子さん自身に歯ブラシを持たせて口の中に入れることは、今後「食べたらみがく」習慣を身につけていくためにとても大切です。
3歳を過ぎたら、歯みがきの意味についてだいぶ理解できるようになります。「汚れている歯をしっかりきれいにしようね」と目的を伝え、本格的な歯みがきの練習を開始しましょう。お子さんがみがいた後に、仕上げみがきで口の中をきれいにします。
歯と歯の間はむし歯になりやすいので、仕上げみがきの時にデンタルフロスも使うとよいですね。
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◎歯ブラシは「自分みがき用」「仕上げみがき用」の2本を用意して
「自分みがき」の練習は、まずは子ども用の歯ブラシを持たせることから始まります。歯ブラシのパッケージにある年齢表示(「0〜2才」など)を参考に選んでください。
子ども用の歯ブラシは、ネック部分がやわらかく曲がったり、口の奥まで入らないような安全な構造になっているものもあります。赤ちゃんがスプーンを持てるようになったら、ママやパパがそばで見守りながら歯ブラシを持たせてあげてください。
また、お子さんが歯ブラシを口の中に入れるようになると、歯ブラシをかんでしまって毛先がすぐに開いてしまうことがあります。毛先が開いた歯ブラシで仕上げみがきをしても汚れをきれいに落とすことができないので、お子さんがみがく「自分みがき用」とママやパパが使う「仕上げみがき用」の2本を用意するとよいです。
仕上げみがき用の歯ブラシは、お子さんの口に合わせて小さなヘッドで毛がやわらかく、大人が持ちやすいハンドルに設計されているものもあります。 お子さんの歯みがきが終わったら、ママやパパが仕上げみがきをしてあげましょう。
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◎ママやパパが目の前でお手本を見せてあげる
子どもは「まねっこ」が大好きです。お子さんが歯みがきをする時に、ママやパパも一緒に歯みがきをするとよいでしょう。手の動かし方などのお手本になりますし、歯をみがくママやパパの姿を見ることで「わたしもやってみたい!」とやる気を上げることも期待できます。
また鏡を見ながら歯みがきをすると「歯ブラシの毛先が歯にきちんと当たっているか」を見ながらみがくことができます。
参照:ライオン歯科衛生研究所
「歯🦷の大切さ」については身をもって痛感しているわたしです。お子さんの歯を見守ってあげることができるのはまずはおうちの方だと思いますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
12月は師走ともいうように、なぜか気忙しくなります…みなさまどうぞお身体には充分気をつけてお過ごしください。