みなさんこんにちは!
歯科衛生士の鈴木(梨)です︎🧸🌱
だんだん本格的に寒くなり始めてきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか💭
私は最近温泉や旅行が好きで、先週は青森に行ってきました🍎
泊まったホテルでは、蛇口からりんごジュースが出たり、青森県内各地のねぶた祭りなどを見ることが出来てとてもたのしかったです!
さて、今回は妊娠中のお口のトラブルや、歯科治療についてまとめてみました😌
「おくちの中がネバネバする」
「口が乾く」
「歯ぐきから血が出る」
などといった症状が妊娠中に出たことはありませんか?
実はこれは“ 妊娠性歯肉炎 ” の症状です🦷
【妊娠性歯肉炎とは❓】
妊娠中は女性ホルモンの分泌が盛んになるため、歯周病菌がその女性ホルモンを栄養として、歯ぐきからの出血や腫れを起こします。
出産後ホルモンバランスが落ち着くと治りますが、そのままお口の中を不衛生な状態にしておくと歯周病へと進行していきます。
【胎児にどんな影響があるの❓】
☘️早産や低体重児の原因に
▶︎歯周病菌が原因で子宮を収縮させていまい、歯周病の妊婦さんは早産で低体重児が産まれる危険度が6倍にもなると言われています!
☘️虫歯菌や歯周病菌が赤ちゃんに感染する
▶︎もともと赤ちゃんには虫歯菌や歯周病菌は存在しません。家族からの感染によって、赤ちゃんの歯へも菌がうつるので、赤ちゃんの歯が生え始める6ヶ月から乳歯が生え揃う3歳までに菌が感染しないように予防しましょう。妊娠中期(安定期)になったらクリーニングをして清潔を保ち、虫歯治療を済ませておきましょう!
【どのように予防したらいいの❓】
☘️食後にうがいをしたり、ガムを噛みましょう
▶︎お水や唾液の力で菌を洗い流すことができます!
☘️日光浴や食事からビタミンDを摂取しましょう
▶︎丈夫な歯や骨を作ります。主に魚類に多く含まれています。
【妊娠すると虫歯になりやすい原因とは❓】
🌟分泌量が減少し、PHが傾くと虫歯になりやすくなります。
🌟間食の回数が増えると歯の再石灰化が起こりにくくなり、むし歯が進行します。
🌟女性ホルモンのバランスが崩れ、歯周病菌が繁殖し、歯肉炎を引き起こします。
🌟つわりで歯が磨けないので歯肉の炎症が進行します。
🌟歯肉炎になると、病原菌が胎盤の中へ流入し、早産・低体重児の危険性が高まります。
【ブラッシング時のポイント🪥】
🫧ヘッドの小さい歯ブラシを選ぶ
🫧歯磨剤は使わなくても良い
🫧食後よくうがいをする
🫧お風呂で磨くなど気分がいい時に磨く
🫧できればフロスや歯間ブラシなどの補助用具も使う
🫧口を開けたまま前かがみになって書き出すように磨く
赤ちゃんの歯を丈夫にするためにもバランスの良い食事とお口の中を清潔に保てるような工夫が大切です!🌿
何か不安なことや困ったことがあればいつでもご相談ください😌✨️