口腔内の常在菌は約700種類

こんにちは🍃🍂

歯科衛生士の田口です🙋‍♀️

 

10月も半ばに差し掛かり、ようやく長袖で過ごす日が出てきたように感じます。

我が家は子どもたちが秋休み中で、山に来ているので余計に季節の移ろいを感じています🍂

今年も夏が長かった分、胃腸に負担がかかっていたり疲れが出やすい今時期。

近頃、寒暖差によるものなのか、体調不良でのご予約キャンセルや、コロナウイルス、これからはインフルエンザも注意が必要ですね。

歯科医院としても、一年中感染対策はしておりますが、より一層注意して参ります!

 

ご自身での感染対策の一環としての

「手洗いうがい」。

 

喉がイガイガした時、

一日何度もうがいをすると、イガイガや喉痛は緩和し効果を感じます。

さらに効果的な方法は

「手を洗ってから、口の中をゆすぐ(ブクブク)その後で喉のうがい(ガラガラ)をする。」

ことです。

 

口の中には雑菌が多いため、先に口をゆすぐことをオススメします!

 

雑菌が多い?もう少し詳しく言うと、口腔内の常在菌は約700種類の細菌が生息していると言われています。

これらの細菌は、歯面や、歯肉、舌、頬粘膜、口腔内のあらゆる場所に存在しています。

 

プラーク1mgの細菌数は10億個。

唾液1ml中の細菌数は、250300種類、78億個含まれているそうです。

 

数を聞くと、雑菌が多いから気をつけよう〜と言える量ではないですよね😅

 

ちなみに、

お口のブクブクうがいは、ごく少量の水で上下左右に早く水を動かすイメージでうがいをすると、水の流れが強くなり、洗浄効果が高まります。

喉のガラガラうがいは、発声しながら行うと、喉の奥まで水が届き効果的です!

うがいをすることの効果として💡

・口腔内の洗浄

・ネバつき、口臭の予防

・誤嚥性肺炎の予防

・風邪や感染症の予防

・異物を痰として外に出す繊毛の働きを良くする

などがあります。

 

うがい薬の使用について💡

例えばヨード系のイソジンは、常在菌まで殺菌してしまうので、毎回の使用はかえって感染に弱くなってしまう可能性があります。

毎回の使用は控えた方が良いでしょう。

マウスウォッシュ、洗口液は、どうでしょうか?多くの物には合成界面活性剤が添加されているため、口の周りや口の中が荒れてしまう方も居ます。さらに殺菌効果のある薬剤が添加されている物が多いので、こちらも毎回ではない方が良さそう。

感染対策と考えると、水道水でも13(15×2)行えば充分効果があります。

 

何を使うかではなく、

「うがいをする」という行為に、効果があるのです。

 

合わせて大切なのは、

口の中のプラーク(バイオフィルム)を除去するということ。

本当の感染対策には、口腔内の細菌が多くては敵いません。

口の中の細菌が多く不衛生だとさまざまなウイルスや細菌が口腔内に定着しやすいというデータがあるからです。

ですから今度は、うがいでは取れない、細菌の塊であるプラークをできるだけ口腔内から除去した方が良い、という話です。

 

そのためには、物理的に歯ブラシやフロス、歯間ブラシで取る必要があります。

特に、「細菌が蓄積してきやすい歯間清掃が重要」です。いくら丁寧に歯磨きをしても、除去できるのは歯の表面のみ。

歯間部のプラークは、フロスや歯間ブラシでしか取ることが出来ません。

 

そして日々のセルフケアで取りきれないバイオフィルムの除去は、

定期的にかかりつけ歯科医院で行うことをおすすめします。

 

口腔は消化器官の一部であり、

多くの研究から、細菌学的にも、免疫学的にも「口腔の情報は全身に伝わり、全身の情報は口腔に伝わる」ことも証明されています。

口腔は、口腔だけの問題ではないですね!

 

風邪や感染症の予防、

むし歯や歯周病の予防に

引き続きよく歯磨き、フロス(歯間ブラシ)

そしてうがいをして乗り切りましょう