こんにちは😊
歯科医師の福本です。
最近めっきり寒くなってきましたね。🥶
寒くなってくると、洗面所での歯みがきを早く済ませようと、歯みがき🪥が適当になってしまう事はありませんか?
そんな時は、手鏡と歯みがき道具一式(歯ブラシ🪥、歯間ブラシ、糸ようじなど)を持って、お風呂(湯船🛁)やリビングでじっくりみがくといいですよ。特にお風呂での歯みがきは、体も温まるし気が散るもの(テレビ📺やスマホ📱など)がないので、口の中に集中でき、綺麗にみがくことができます!
歯みがきが、適当になってしまうとプラーク(歯垢)がバイオフィルム化👿してしまいます。プラークは歯みがきで除去することができますが、バイオフィルムは歯みがきでは除去できず、むし歯や歯周病の原因になります。歯の表面や歯周ポケットの中にも形成されます。
バイオフィルム👿とは、細菌などの微生物が作るネバネバした物質に覆われた微生物の集合体です。身近なものでは、台所や風呂場の排水口のヌメリもバイオフィルムです。お口の中にそんなヌメリがあるなんて、いい気持ちはしませんよね😣お口の中では、みがき残しがあると72時間(3日)でプラークがバイオフィルム化👿すると言われています。
プラークがバイオフィルム化する前に、歯ブラシや歯間ブラシ、糸ようじなどで隅々まで綺麗にみがくことが重要なのです。
みなさんは、歯ブラシ以外に歯間ブラシや糸ようじなどを使っていますか?歯ブラシは毎日使う方が殆どだと思いますが、歯と歯の間のお掃除はたまにしか、しない方がまだまだ多いです。そのため、歯と歯の間からむし歯や歯周病になってしまう人がとても多いのです。プラークをバイオフィルムにしないためにも、歯ブラシだけでなく歯間ブラシや糸ようじなども併用することが大事なのです。
自分での歯みがきは定期的に歯科医院で歯みがき方法を教わっても、だんだんと自己流になってきます。ですので、バイオフィルムの除去や汚れの取り残しのチェックのためにも、歯科医院での定期受診が必要になってくるのです。
【痛くないから歯医者に行かない】という考えは、後の歯周病やむし歯の進行につながり、手遅れになることが多いです。
近年、【予防管理のために歯医者に行く】ことがやっとスタンダードになってきつつあります。かさはら歯科医院では、何年も前から予防管理重視の考えで診療を行っております。
今からでも遅くありません!予防管理のために、歯科医院を受診しましょう!