噛むことについて

こんにちは!
かさはら歯科医院、歯科衛生士の佐藤です🦷

5月も後半となり初夏の訪れを感じる時期となりましたね!梅雨入り前の変わりやすい時季なので、体調を崩さないないようにお気をつけください🌱

噛むことは、私たちの健康と食事の満足度にとって非常に重要です。噛むことには、消化を助けるだけでなく、栄養の吸収を改善し、食事の満足感を高め、様々な効果があります。今回は、噛むことの大切さについて説明します。

まず、噛むことは消化を助ける役割を果たします。食べ物を噛むことで、唾液が分泌され、消化酵素が活性化されます。唾液にはアミラーゼという消化酵素が含まれており、主に炭水化物の消化を助けます。食べ物をよく噛むことで、唾液との混合が促進され、消化酵素がしっかりと作用することができます。また、噛むことによって食物が細かくなり、胃腸での消化や吸収がスムーズに行われます。逆に、十分に噛まずに飲み込むと、消化酵素の働きが不十分になり、胃腸の負担が増えてしまいます。

さらに、噛むことは栄養の吸収を改善する効果もあります。噛むことによって食べ物が細かくなり、胃腸での消化や吸収がスムーズに行われます。特に、食物の表面積が増えることで、栄養素がより細かく分散され、吸収されやすくなります。例えば、野菜や果物をよく噛むことで、食物繊維やビタミンなどの栄養素を効果的に摂取することができます。また、噛むことによって唾液の分泌が促進され、唾液中の酵素が栄養素の分解や吸収をサポートします。したがって、食事を十分に噛むことは、栄養の吸収を改善するために重要な要素です。

さらに、噛むことは食事の満足感を高める効果もあります。食べ物をよく噛むことで、食事の時間が長くなり、食べるスピードが遅くなります。これによって、食事中の満足感が高まり、食べ過ぎを防ぐことができます。また、噛むことによって食物が細かくなり、味や風味がより感じられるようになります。食べ物をじっくり味わいながら食べることで、より満足感を得ることができます。さらに、噛むことによって食事中のストレスが軽減され、リラックス効果が得られます。よく噛むことで、食事がより楽しいものになり、心身の健康にも良い影響を与えます。

しかし、現代の忙しい生活の中では、食事を急いで摂ることが多くなっています。時間の制約やストレスの影響により、食事を十分に噛むことが難しくなっています。しかし、噛むことの重要性を理解し、意識的に噛む回数を増やすことは、健康にとって非常に重要です。食事を急いで摂ることは、消化不良や栄養不足、過食などの問題を引き起こす可能性があります。したがって、噛むことを意識して食事をすることは、健康のために必要な習慣と言えます。

また、弥生時代の卑弥呼の食事は噛む回数が現代の食事の6倍だったそうです。おそらくひみこはよい歯や歯ぐきをしていたという想定から、「ひみこのはがいーぜ」というキャッチフレーズがあります。

ヒ 「肥満防止」 
よく噛んでゆっくり食べることで脳内の満腹中枢が働きは食べ過ぎを防止するこ とができます。早食いは肥満のもと、と言われますが、よく噛むと食べ方がゆっくりになり、少ない量でも満足感が得られます。   

ミ 「味覚の発達」 
よく噛むことにより味がわかるようになり、味覚が発達します

コ 「ことばの発達」 
口の周りの筋肉をよく使うことで、顎の発達を助けます。表情も豊かになります

ノ 「脳の発達」 
よく噛むことで脳に流れる血液の量が増え、大人は物忘れ防止に、子供は脳が発達します

ハ 「歯の病気予防」 
よく噛むと唾液がたくさん出て口の中の汚れや食べカスを洗い流してくれます。唾液が出ることでむし歯を予防したり歯肉炎、歯周病の予防につながります。

ガ 「ガン予防」 
唾液は発ガン物質を中和して予防してくれる作用があります

イー 「胃の働きを高める」 
よく噛むことで消化吸収を良くして胃腸の働きを活発にします

ゼ 「全力投球」 
よく噛むことで、全身が活発になり、体力が向上し集中力がアップします


噛むことは、消化を助けるだけでなく、栄養の吸収を改善し、食事の満足感を高め、全身の健康に様々な影響があります。食事を急いで摂ることが多い現代の生活では、噛むことを意識することは難しいかもしれませんが、健康のためには重要な要素です。食事をゆっくりと噛むことで、消化や栄養の吸収がスムーズに行われ、食事の満足感が高まります。忙しい生活の中でも、噛むことの大切さを忘れず、食事をする時間を大切にしたいですね。