歯周病について

みなさんこんにちは!
仙台市かさはら歯科医院
歯科衛生士の佐藤です😊

2月になり、春が待ち遠しい季節になりましたね🌸✨

最近は暖かい日と寒い日の気温差が激しいこの頃ですが、体調などはお変わりないでしょうか?🤧

 

よくテレビなどのメディアでも歯周病(ししゅうびょう)について聞くこともあると思いますが、実際にどのような病気かご存知でしょうか?

今回は、歯周病についてお話しをさせて頂きたいと思います🦷!

歯周病は、歯とその周囲の組織である歯肉、骨、周囲組織などの炎症性疾患のことを指します。口腔内で常在する細菌が歯垢(プラーク)を形成し、歯ぐきが歯垢中の菌の代謝物の影響を受けることで引き起こされます。

初期の歯周病は歯肉の炎症であり、歯ぐきの赤みや腫れ、歯磨き時の出血が起こることがあります。これを歯肉炎と呼びます。進行すると、歯周組織が破壊され、歯槽骨の炎症や吸収が進行し、最終的には歯が抜けてしまうこともあります。

歯周病は慢性的な疾患であり、進行することで全身の健康にも影響を与える可能性があります。研究によると、歯周病は誤嚥性肺炎、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病、高血圧、呼吸器疾患、早産や低体重児などのリスクを増加させる可能性があるとされています。また最近では認知症に関わりがあることもわかってきています。

歯周病の予防と治療のためには、日常的な口腔衛生の維持が重要です。適切な歯磨きやフロスの使用、定期的な歯科健診、プロフェッショナルクリーニングなどがおすすめされます。また、喫煙や過度のアルコール摂取、ストレスなども歯周病のリスク要因とされていますので、これらの管理も重要です。また、免疫力も大切なので、睡眠や栄養をしっかりととることも重要です!


歯周病の治療は、病態の進行度によってさまざまな方法があります。軽度の歯周病では、歯石の除去や口腔衛生管理の指導、定期的なプロフェッショナルクリーニングが効果的です。進行した場合は、歯周手術や歯周組織再生の手法なども使用されることがあります。

歯周病は定期的な歯科健診で早期発見し、治療を受けることが大切です。早期の段階では歯周病の進行を防ぎ、健康な歯とお口の状態を維持することもできます。繊細な歯周組織の健康を守り、全身の健康を保つために、定期的な口腔衛生の習慣を持ちましょう✊

またその他にもお口の中のことで何かお困りことや不安なこと、気になることがありましたら、いつでもお気軽にお声がけくださいね🪥✨✨