子どものうちから食事のマナーを身に付けよう

皆さんこんにちは、保育士兼歯科助手の山邊です新年明けまして、おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。新年を迎えてからはやいもので一ヶ月が経ちました。昨年末に誕生日も迎え、今年一年は自己投資をたくさんして、学びの多い一年したいと考えています。皆さんの今年の抱負は、なんでしょうか。今年も良い一年になりますように、頑張っていきましょう。

 

今回は食事のマナーについてお話ししていきたいと思います。

 

●食事の前後に挨拶をする

月齢が低い頃から伝えることができ、習慣化しやすいのが挨拶です。

「いただきます」や「ごちそうさま」は、食材そのものや、食材を育ててくれたかた、お料理を作ってくれたかたなど、食事に関わってくれるすべての人に感謝を示す大切な言葉です。

言葉を理解できる年齢になったら「いただきます」や「ごちそうさま」に、どのような意味が込められているかを教えていきましょう。

 

●姿勢よく食べる

食事中は、背筋を伸ばしてイスに座り、正しい姿勢を維持することも大切です。背中が曲がっていると、見た目が悪いだけでなく消化不良にもつながってしまいます。

保護者のかたがきれいな姿勢でお手本を見せ、正しい座り方、食器の持ち方などを教えていきましょう。

 

●口を閉じて食べる

口を閉じてしっかり食べ物をかむことも大切です。

口に食べ物が入っていても、お喋りをしてしまう子どもも多いものです。お喋りをしながら楽しく食事をすることも大切なのですが、咀嚼中の口の中が見えたり、咀嚼音が聞こえたりすると、一緒に食べる相手は不快になってしまいます。

言葉が理解できる年齢になったら、「ちゃんとごっくんしてから、お口の中が空っぽになってからお話ししようか」と伝えてあげましょう。

 

●お茶碗は手で持つ

お箸を使わないほうの手で、お茶碗を持つことも教えておきたいマナーのひとつです。この習慣が身につけば、自然と両手がテーブルの上に出るようになるため、正しい姿勢で座ることにもつながります。

熱さや重さなどの理由で持ち上げることが難しい場合は、手をそえるだけでも大丈夫です。テーブルにお皿を置いたままにするより、こぼしにくくなることも伝えてあげましょう。

 

●食事中に立ち歩かない

小学校にあがっても、食事中でも気が散ったり、立ち歩いてしまったりなど、食べ終わるまで座っていられない子どももいます。

また食具を持ったまま、口に入れたまま立ち歩いたりしてしまうと、事故や怪我にもつながってしまいます。

子どもが集中していられるのは、小学校低学年でも15分ほどと言われています。そのため、子どもの集中力を手助けする工夫が必要です。

食べ物を食べやすい大きさにする、お気に入りのキャラクターの食器を使うなど、子どもが食事に興味を持てるように準備してあげましょう。

ほかにも、テレビを消す、気が散るものを目の届かない場所にかくすなど周囲の環境を整えることも効果的です。

 

●飲食店では静かに過ごす

家庭だけでなく、飲食店で食事をするのも楽しみのひとつですよね。飲食店では周りの人に迷惑をかけないように、大声を出したり騒いだりせず、静かに過ごすことが大切であるとしっかり伝えましょう。

静かに楽しみたい人、ゆっくり休みたい人など、いろいろな状況の人が集まっているため、自宅とは違う環境であると前もって伝えておくといいですね。

周りの人も自分もいい気分で食事をするために、飲食店ではどのようなお約束が必要かを子どもと一緒に考えるのも効果的でしょう。